国際再生可能エネルギー機関とは? わかりやすく解説

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こくさい‐さいせいかのうエネルギーきかん〔‐サイセイカノウ‐キクワン〕【国際再生可能エネルギー機関】

読み方:こくさいさいせいかのうえねるぎーきかん

アイ‐アール‐イー‐エヌ‐エーIRENA


国際再生可能エネルギー機関

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/15 22:49 UTC 版)

緑:国際再生可能エネルギー機関憲章を批准した国。青:署名はしたがまだ批准していない国。(いずれも2023年3月2日時点)

国際再生可能エネルギー機関(こくさいさいせいかのうエネルギーきかん、: International Renewable Energy Agency、略称:IRENA)は、再生可能エネルギーを世界規模で普及促進するための国際機関。再生可能エネルギー技術の移転を促進し、実用化や政策の知見を提供することを目的として2009年1月26日に設立された。

歴史

2008年4月10日から11日にかけて、準備会合がドイツベルリンで開催され、54か国が参加した[1]。会合では、組織の目的・活動・資金・組織構成等について話し合われた。参加者は、国際機関の援助によってより安全で、持続可能な再生可能エネルギー経済へ移行することの必要性を表明した。2010年までに、機関が完全に機能を開始するために2500万ユーロの初年度予算の確保を目指している[2]

加盟国

設立会合で署名したのは全部で75か国である[5]。2011年6月1日現在署名国は、149か国、うち批准を完了して加盟国となっているのは72か国であった[6]

2021年現在、加盟国は163と増え、発足時に加盟を見合わせていた中華人民共和国ロシアカナダブラジルもすでに加盟している[7]

脚注

  1. ^ Preparatory Conference for the Foundation of the IRENA, Berlin, 10-11.04.2008, List of participating countries” (PDF) (英語). 国際再生可能エネルギー機関 (2008年4月11日). 2009年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年2月8日閲覧。
  2. ^ IRENA launches today” (英語). Incisive Media Ltd (2009年1月26日). 2009年2月8日閲覧。
  3. ^ 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)憲章の署名” (日本語). 外務省 (2009年6月29日). 2009年7月3日閲覧。
  4. ^ a b c 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)憲章の批准書の寄託”. 外務省 (2010年7月1日). 2011年6月6日閲覧。
  5. ^ The list of Signatory States” (PDF) (英語). 国際再生可能エネルギー機関 (2009年1月26日). 2010年12月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年2月8日閲覧。
  6. ^ The list of Signatory States” (PDF) (英語). 国際再生可能エネルギー機関 (2011年6月1日). 2011年6月6日閲覧。
  7. ^ IRENA Membership” (英語). 国際再生可能エネルギー機関. 2021年1月6日閲覧。

関連項目

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