すらぶ

デジタル大辞泉

スラブ【slab】

読み方：すらぶ

１ 登山で、一枚岩のこと。また、比較的傾斜の緩いなめらかな岩場。

２ 橋や建築物などに用いる、鉄筋コンクリート製の厚い床板。

３ 海溝においてマントル中に沈み込んだ海洋プレートのこと。

４ 雪粒同士が強く結合し、板状になった雪の層。この層が破砕して生じる雪崩を面発生雪崩という。→スラフ

スラブ【Slav】

読み方：すらぶ

インド‐ヨーロッパ語族の中の、スラブ語を使う民族の総称。原住地はカルパチア山脈の北方と推定され、民族大移動のとき東ヨーロッパ一帯に拡散した。東スラブ族（ロシア人・ウクライナ人・ベラルーシ人など）、西スラブ族（ポーランド人・チェコ人・スロバキア人など）、南スラブ族（セルビア人・クロアチア人・ブルガリア人など）に大別される。ヨーロッパ最大の民族。

商品先物取引用語集

スラブ（すらぶ）

アルミニウム地金における圧延用鋳塊のことです。あらかじめ成分を調整し半連続鋳造法で作られます。加熱して高温で板状に圧延するため、形状は大型の直方体で、重さは約2～28トンです。