2重メサの「万年山」山麓から湧き出る「下園妙見様湧水」。湧水の近くには古くから火の神・水の神として妙見社が祀られている。名水が位置する流域には、日本の原風景「山浦早水棚田」や「慈恩の滝」を見ることができる。 今まで二つの自治区(下園上・下園下)が水道水として利用、水の量が豊富にあるため、3年前より隣の自治区(萩原)も水道水として利用している。 夏にはソーメン流しも実施し、多くの人でにぎわっている。また、近くの小学校の飲料水としても利用され、12月には湧水を利用してかまどでご飯を炊き子供達に食べてもらっている。
| | 1日の湧水量:2,903トン 元禄14年8月作成の山浦村の「村絵図」にも、妙見様の地名が示されており、古くから妙見社をまつり、地区の人々が水を利用していたとされる。 百数十年前には大火があり、白装束を着た神様が屋根の上を横切った瞬間に火が消えたと伝えられている。 また、火を消したことで水の神でもあり火の神様として伝えられている。
飲料水として利用している為、毎年2回広場の清掃・ゴミ拾い等を実施している。その他にも、広場を行事等で利用した場合は適時清掃を実施する。その他広場内の妙見社のほこらの改修、湧水地の屋根の新設整備を実施。 |