さらなる大型化へ CRJ900の開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 22:43 UTC 版)
「ボンバルディア CRJ」の記事における「さらなる大型化へ CRJ900の開発」の解説
ボンバルディア社は1999年10月にCRJ700の胴体をさらに延長した機体の開発計画を発表した。2000年3月には客室モックアップが完成し、2000年7月のファーンボロー国際航空ショー期間中に計画が公にされた。このモデルは標準的な客席数が90席であることからCRJ900と名付けられた。 CRJ900試作機の初飛行は2001年2月21日であるが、この時の試作機はCRJ700試作機の胴体のみを延長したものであり、最初からCRJ900として製造された機体の初飛行は2001年10月20日であった。その後、各種試験が進められ、2002年9月にカナダの型式証明が交付され、続いて同年10月にFAAから、11月にはイタリアの当局から型式証明が交付された。顧客への最初の引き渡しは2003年2月、相手先はアメリカのメサ航空だった。 さらに、CRJ900のフレームを使用しつつ座席を減らすことで客室にゆとりを持たせたモデルがCRJ705として開発され、2005年5月にカナダとFAAの型式証明を取得し、同年11月には欧州航空安全機関(以下、EASA)の型式証明も得た。
※この「さらなる大型化へ CRJ900の開発」の解説は、「ボンバルディア CRJ」の解説の一部です。
「さらなる大型化へ CRJ900の開発」を含む「ボンバルディア CRJ」の記事については、「ボンバルディア CRJ」の概要を参照ください。
- さらなる大型化へ CRJ900の開発のページへのリンク