さとりヘルメット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 03:25 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (さ)」の記事における「さとりヘルメット」の解説
さとりヘルメットは、「さとりヘルメット」(てんとう虫コミックス39巻に収録)に登場する。 このヘルメットをかぶると、テレパシーによって半径30メートル以内の人間の考えを声の形で読み取る(悟る)ことができるが、心を空っぽにしている時だけは唯一読まれないためにそれが弱点となっている(アニメ第2期2作では気絶しているのび太が今は無心の状態であることをドラえもんが見抜き、原作通り人間ラジコンでのび太を操って取り返しに向かわせている)。 作中ではのび太が被っていたところを聞き耳していたジャイアンに盗られ、友人たちの嫌悪感情を読んで怒ったり、隠している物を察して取り上げたりと被害者が続出する羽目になり、心を空っぽにして取り返そうとしたのび太も「空っぽ、空っぽ」と考えてしまったのを読まれ返り討ちにされたが、そこをドラえもんが気絶したのび太を「人間ラジコン」で30メートル以上離れて操って取り返しに向かわせる所で原作は終わる。 アニメ第2期2作では、新たにこの後の続きが追加されており、ジャイアンは気絶したのび太が目覚めたことで再び考えを読んで返り討ちにし、それでも今度はボールを当てて取り返そうと試みたのび太の考えを読むと、余裕を見せながらものび太の挑戦を敢えて受け、考えを読んでボールを交わそうとしたものの、偶然コントロールが悪かった為に避けたはずの方向に飛んできたボールが当たり、その衝撃で外れて地面に落ちたところを隙を突いたドラえもんによってようやく取り返された。
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