さつま白もちとは? わかりやすく解説

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さつま白もち【サツマシロモチ】(食用作物)

登録番号 第13741号
登録年月日 2006年 2月 27日
農林水産植物の種類
登録品種の名称及びその読み さつま白もち
 よみ:サツマシロモチ
品種登録の有効期限 25 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 鹿児島県
品種登録者の住所 鹿児島県鹿児島市鴨池新町10番1号
登録品種の育成をした者の氏名 吉田典夫、神門達也若松謙一、田之頭拓、加治屋伸章、安庭誠、竹牟礼穣、四藏文夫園田純也
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「溝下糯3号」に「サイワイモチ」を交配して育成され固定品種であり、育成地(鹿児島県鹿児島市)における成熟期晩生の晩、型が偏穂重、穎色が紫の水稲糯種である。型は偏穂重、稈長はやや長、稈の細太は中、剛柔はやや剛、葉身毛茸有無多少は稀、止葉直立程度はやや立、葉身及び葉鞘の色は濃緑である。穂長は中、穂数はやや少、粒着密度及び穂軸の抽出度は中、穂型は紡錘状、穎色、ふ先色及び護穎の色は紫、有無多少は少、長は中、色は紫である。玄米の形は中、大小は小、粒色は白、精玄米千粒重は小、玄米見かけ品質上の中、香りは無、食味上の中である。水稲陸稲の別は水稲、粳・糯の別は糯、出穂期及び成熟期晩生の晩、穂揃日数は中、穂発芽性は易、耐倒伏性、脱粒性及び収量は中である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-ta2、白葉枯病ほ場抵抗性は中、しま葉枯病抵抗性品種群別は日本水稲型(+)、トビイロウンカ抵抗性遺伝子型は+である。「サイワイモチ」と比較して型が偏穂重であること、ふ先色が紫であること、出穂期晩いこと等で、「溝下糯3号」と比較して、稈長が短いこと、耐倒伏性が強いこと、いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-ta2であること等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
この品種は、平成6年鹿児島県農業試験場鹿児島市)において、「溝下糯3号」に「サイワイモチ」を交配し8年雑種第3代で個体選抜行い以後固定図りながら特性の調査継続し14年にその特性が安定していることを確認して育成完了したのである




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