さい‐はつ【再発】
再発
再発(さいはつ)
再発とは、一度治療した病気が再び起こることです。がんの再発は、治療後がん細胞が残っている場合、それらが増殖して、数ヵ月から数年を経て再び活動的になることをいいます。乳がんの再発は、再発する部位(場所)によって、(1)温存乳房や胸壁に起こる局所再発、(2)わきの下のリンパ節に起こる領域再発、そして(3)乳房から離れた器官や組織、例えば肺、骨、肝臓、脳に起こる遠隔(全身)再発(=転移)にわかれます。(1)~(3)は治療法がそれぞれ異なります。再発の発見のため、がん患者は初回の治療以後、数年にわたる検査や診察が必要です。さらに患者自身が自身の身体の変化(体重、痛みなど)を観察することも重要といえるでしょう。
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