これまでの法律と地方政府
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 01:22 UTC 版)
「ブータン地方政府法 (2009)」の記事における「これまでの法律と地方政府」の解説
地方政府法 (2007)をはじめとして、地方政府法 (2009)以前の、ブータンの地方政府に関する多数の法律は全て無効になった。 1956年まで、ブータンはペンロプ(英語版)を首長とする9つの州からなっていた。Byakar (現在のブムタン県中央部)、 Dukye、ハ、パロ、プナカ、ダガナ、ティンプー、トンサ、そしてワンデュ・ポダン。その後ゾンカク(県)に再編成された。1987年8月、ガサ県がプナカ県とティンプー県に分かれた。サムツェ県 、パロ県 そしてティンプー県の一部が合併してチュカ県ができた。 1992年、プナカ県から分離してガサ県が復活した。 タシ・ヤンツェ県がタシガン県から分離した。 2002年の法律で、ゾンカクとゲオという行政区画の基本的な構造と機能が決められた。すなわち、役所の業務、選挙と議会、権力のおよぶ範囲、役割と責任、そして地方政府の使命に関するもので、その後法改正された時も基本的な内容は受け継がれた。 地方自治法 (2007)はゾンカクとゲオの中間にあたるドゥンカクという行政区画を規定し、ドゥンパとよばれる首長に統治されるとした。また、ゲオをさらにチオという区画に分けた。地方自治法 (2009)からドゥンカクとチオは削除されたが、その他の部分についてはおおむねそのまま継承された。
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