甑島のトシドン
名称: | 甑島のトシドン |
ふりがな: | こしきじまのとしどん |
種別1: | 風俗習慣 |
保護団体名: | 甑島トシドン保存会,手打港トシドン保存会,手打麓トシドン保存会,手打本町トシドン保存会,片野浦トシドン保存会,青瀬トシドン保存会,瀬々野浦トシドン保存会 |
指定年月日: | 1977.05.17(昭和52.05.17) |
都道府県(列記): | 鹿児島県 |
市区町村(列記): | 薩摩川内市 |
代表都道府県: | 鹿児島県 |
備考: | 12月31日 |
解説文: | この行事の内容は各伝承地で細部において相違が認められるものの、トシドンが人里を来訪するとの信仰に支えられて、その扮装者たちは古い装いやシュロ(棕梠)の葉、ソテツ(蘇鉄)の葉を着け、戸口で馬のとまる足音をさせて子供のいる家を訪れ、子供本人から勤惰などを問いただした後でトシモチを与えるという形態では共通している。年の折り目に神が来臨し、人間に祝福を与えるという趣旨の行事は全国的に分布を見るが、甑島のものほど古態をとどめている事例は珍しく、我が国古来の民間信仰の形態を伝承する一典型例としてきわめて重要である。 |
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