ここは春の国とは? わかりやすく解説

ここは春の国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/01 05:08 UTC 版)

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ここは春の国
谷山浩子スタジオ・アルバム
リリース
レーベル キャニオン・レコード
チャート最高順位
谷山浩子 アルバム 年表
夢半球
1979年
ここは春の国
1980年
時の少女
1981年
『ここは春の国』収録のシングル
  1. 「あやつり人形」
    リリース: 1979年2月21日
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ここは春の国』(ここははるのくに)は、1980年11月21日に発売された谷山浩子の6枚目のアルバム。

1988年6月21日CDとして再発売された。その後、1991年5月21日にCDが再発売されている。

概要

当時、谷山は自分の音楽性を周囲に理解してもらえず、行き詰まりを感じていた。そのときの心情は、本作の収録曲『ピエレット』にも現われている。

スランプの中で、大島弓子漫画綿の国星』が谷山の心の支えとなった。A面の全曲(「猫が行く」~「FU・SHI・GI」)は大島による『綿の国星』の絵本『昼の夢 夜の夢』から着想を得た組曲となっている[1]

大島は、1984年のアルバム『水の中のライオン』収録曲の「鳥は鳥に」で、谷山との連名で作詞で参加している。この曲名は、『綿の国星』の中の台詞から採られている。

タイトルチューン「ここは春の国」は、谷山がレギュラーを務めていたラジオ関西の『ギャルギャル神戸』という番組中の企画で一般から歌詞を募集し、谷山が曲を付けたものである[1]。作詞者は当時高校生であった。

収録曲

  1. 猫が行く
  2. 草の上
  3. エッグムーン
  4. カーニバル
  5. FU・SHI・GI
  6. スケッチブック
  7. そのとき
  8. ピエレット
  9. あやつり人形(アルバムバージョン)
  10. ここは春の国
  • 作曲:谷山浩子(全曲)
  • 作詞:谷山浩子(1 - 5, 7 - 9)、小林睦子(6)、森田荘平(10)
  • 編曲:山川恵津子(1 - 5)、クニ河内(6 - 10)
  • ディレクター:長岡和弘、細川ともつぐ、田村安洋

脚注

  1. ^ a b 谷山浩子 Discography Guide”. 谷山浩子 40周年 特設サイト. 2019年5月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月21日閲覧。

関連項目





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