きむらけんじとは? わかりやすく解説

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きむらけんじ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/12 07:57 UTC 版)

きむら けんじ1948年 - )は、兵庫県出身の俳人自由律俳句結社「青穂」同人。現代俳句協会会員。

本名は木村 健治(きむら けんじ)。 後に転勤により神戸市から東京都へ移住。2009年より再び神戸市在住。

略歴

長年広告代理店にてコピーライターCMプランナー(現在はフリー)として広告制作に関わるかたわら句作をする。1999年「鍵無くしている鍵の穴の冷たさ」で第一回尾崎放哉賞受賞を機に、本格的に自由律俳句へ傾倒。2002年「鍵の穴」(文芸社)、2005年「鳩を蹴る」(プラネットジアース)、2009年「昼寝の猫を足でつつく」(牧歌舎)の自由律句集、2013年写俳エッセイ「きょうも世間はややこしい」(象の森書房)、2014年自由律句集「圧倒的自由律・地平線まで三日半」(象の森書房)、2018年写俳エッセイ「あしたも世間はややこしい」(象の森書房),2025年自由律句集「朝起きたら自由律だった」(象の森書房)を発表。2013-2015年口語俳句協会賞奨励賞。2019年口語俳句作品大賞奨励賞他。

近年の活動

2007年には、カメラマンとのコラボによる写俳展「自由ほど不自由なものはない」を大阪市都島区の「La Galeria Artelible」において開催[1]。2015年より月間HAIKU LIFE MAGAZIN 100年俳句計画「自由律俳句計画」選者。第1-3回尾崎放哉賞実行委員長。講演/「自由律と破滅」2019室戸健康大学、2022大阪府民講座。ブログ/「ほぼ週一自由律(2023~)」

その他松山の俳人夏井いつきをはじめ、季語と五七五の定型を守る有季定型の俳句会とも交流があり、自由律俳句の枠にとらわれず活動している。

著書

*「朝起きたら自由律だった」象の森書房2025年 ISBN978-909541-17-18


脚注

  1. ^ 「きむらけんじさん写俳展 絶妙のコラボ、自由に楽しんで」『読売新聞』2007年6月28日夕刊大阪版10面。

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