がま池
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/29 01:27 UTC 版)
交代寄合表向御礼衆時代及び維新立藩後の成羽藩の上屋敷は現在の東京都港区元麻布2丁目にあり、大きな池があった。文政4年(1821年)の大火では山崎家上屋敷のみが類焼を免れたが、これはこの池に住むという大ガマが水を吹きかけて類焼を防いだからであるという言い伝えが残っている。これ以降江戸市中の人々は、山崎家に火除けのお守りを乞うようになった。明治維新以降は、近所の末広神社でお札の発給を引き継いだ。旧成羽藩江戸藩邸のがま池は、明治以降東京の名所の一つに数えられる名所となったが、昭和8年(1933年)にほとんどが埋め立てられ、さらに埋め立てられ、現在はマンションの敷地内に一部残っているのみとなった。尚、このがま池はNHK総合テレビの紀行・教養バラエティ番組『ブラタモリ』において、2009年11月12日に第5回放送「三田・麻布」にて取り上げられた。
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