がむがむとは? わかりやすく解説

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がむがむ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/07 05:21 UTC 版)

がむがむ
GAM GAM
出身地 日本
ジャンル フォークロック
活動期間 1974年 - 1976年
レーベル エキスプレス/東芝EMI
(1974年 - 1976年)

がむがむGAM GAM)は、1974年から1976年まで活動した日本のフォークグループ。全員がリードボーカルをとれる歌唱力を生かした、層の厚いコーラスを前面に出していた。 チューリップ宮城伸一郎が所属していたグループとしても知られる。 シンコー・ミュージックに所属していた。

メンバー

松永昭一(まつなが しょういち)1953年8月26日 - )ギター、ボーカル
埼玉県羽生市生まれ。リーダー。結成から解散まで在籍。解散後はシンコー・ミュージックのスタッフとして多方面に活躍。
柿沼タケシ(かきぬま たけし  1953年11月26日 - )ギター、ベース、ボーカル
本名:柿沼威志。埼玉県羽生市生まれ。結成から解散まで在籍。解散後はシンコー・ミュージックのスタッフを経て、現在は地元羽生市でライブカフェ「TAKE 1」を経営。
えらよしや (1953年5月31日‐)キーボード、ボーカル
本名:江良善弥。北海道十勝郡生まれ。76年脱退の後、音楽業界から引退し、地元の北海道でホテルマンとして働いている。
宮城伸一郎(みやぎ しんいちろう 1955年12月17日 - )ベース、ギター、ボーカル
東京都葛飾区生まれ。75年加入後解散まで在籍。解散後はARBの結成メンバーとして活動の後、1979年のチューリップのツアーのサポートメンバーを経て、1980年に正式に加入。

概略

1970年、中学時代の同級生だった松永昭一と柿沼タケシが、高校2年生のときに「あかてん」というフォークデュオを結成し、CBSソニーからデビュー。同級生の杉下敏晴の加入後、2枚目のシングルを発売したのち、脱退することになった杉下の代わりに、えらよしやが加入。レコード会社を移籍し、グループ名を「がむがむ」に改名。エキスプレス/東芝EMIから「二人のビートルズ」で再デビューした。 1975年に宮城伸一郎が加入。4人編成となるが、翌年えらよしやが脱退し、ふたたび3人編成になり、以後はメンバーの異動はなく活動を終えた。

ディスコグラフィ

シングル

  1. 二人のビートルズ ⁄ 悲しきメモリー (1974年8月20日)
  2. ふくじゅ草の咲く頃 ⁄ 通り雨 (1975年2月5日)
  3. 青い空はいらない ⁄ 駅までの道 (1975年9月5日)
  4. 卒業 ⁄ 久美子 (1976年2月20日)
  5. 昔の恋人 ⁄ LOVE LETTER (1976年10月20日)

アルバム

  1. 緑の世界 がむがむファースト (1974年9月5日) 2015年 未収録のシングル曲を加えてCD化

エピソード

  • 「青い空はいらない」は同じ事務所に所属していたチューリップ財津和夫の作(作詞・作曲・編曲)で、新加入の宮城伸一郎がリードボーカルをとっている。また、バックの演奏は、チューリップの安部俊幸上田雅利姫野達也とメンバーの宮城が担当している。
  • 「卒業」も財津和夫の作で、チューリップの上田雅利がドラムスを演奏している。
  • えらよしや脱退後、徐々にロック色のあるナンバーを演奏するようになっていき、宮城がギターに、柿沼がベースにコンバートされ、サポートメンバーとして甲斐秀俊(ドラムス)が参加している。
  • 2015年のアルバムのCD化に際し、元メンバーの松永昭一、柿沼タケシのインタビュー、および松永、柿沼、えらよしやのメッセージが収録されている。

関連項目

外部リンク




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