がた‐がた

実用日本語表現辞典

がたがた

別表記：ガタガタ

ものが細かく揺れたり音を立てたりするさまなどを表す表現。物が動く音、ふるえ、些事についてうるさく述べ立てるさま、などについて言う。

（2011年7月31日更新）

デジタル大辞泉

がた‐がた

［副］(スル)

１ 堅い物が触れ合うときに発する、重くて騒々しい感じで響く音を表す語。また、重く大きい物が揺れるさま。「風でガラス戸が—（と）鳴る」「—揺れる旧式のバス」

２ 恐ろしさや寒さなどのために、からだが激しく震えるさま。「初舞台の時は足が—（と）して止まらなかった」

３ 騒がしく、落ち着かないさま。また、うろたえ騒ぐさま。「社内は人事問題で—している」

４ つべこべ文句を言うさま。「—言うな」

［形動］組み立てが緩んだりして壊れかかっているさま。「入れ歯が—になる」

［アクセント］はガタガタ、はガタガタ。

大阪弁

がたがた

大阪弁	訳語	解説
がたがた	つべこべ、 ごちゃごちゃ	不平がましく言い立てる様。がたがたぬかすな。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

がたがた

出典:『Wiktionary』 (2021/09/01 14:36 UTC 版)

副詞

がたがた

1. 堅い物が触れ合って出る、重く騒がしい音。
2. 寒さや恐怖のため体が震えるさま。
3. 混乱して落ち着かないさま。
4. うるさく不平を言うさま。

発音

• (東京) が​たがた [gáꜜtàgàtà] (頭高型 – [1])
• IPA^(?): [ɡa̠ta̠ɡa̠ta̠]

派生語

• がたつく

動詞

形容動詞

がたがた

1. 組み立てが緩み壊れかかっているさま。

発音

• (東京) がたがた [gàtágátá] (平板型 – [0])
• IPA^(?): [ɡa̠ta̠ɡa̠ta̠]

Weblio日本語例文用例辞書

「がたがた」の例文・使い方・用例・文例

• ダイバーたちは寒さでがたがた震えていた
• 着陸のときにがたがた揺れたのを除けば快適な空の旅だった
• 木挽台の脚が少しがたがたする。
• 嵐が雨戸をがたがたとならした。
• 風がとても強かったので、窓ががたがた音をたてた。
• 彼は怒って鍵のかかったドアをがたがたゆすった。
• 地震で家ががたがたと音をたてた。
• 車はがたがた揺れた。
• 寒くて歯ががたがたいった。
• がたがた揺られながら乗っていく.
• 彼はその光景に怖くてがたがた震えていた.
• 彼女は寒さ[恐ろしさ]でがたがた震えた.
• がたがたの建物に角材でつっかいをする.
• 家中の窓ががたがたいった.
• 風で窓ががたがたした.
• ひざががたがた震えた.
• 「おお寒い!」と彼は歯をがたがたさせながら言った.
• 入れ歯ががたがただ.
• テーブルをがたがたさせないで. コーヒーがこぼれるから.
• がたがたの階段