踊り「躍り・跳り・をどり」(おどり)
「舞い」と「踊り」の区別は、日本の民間舞踊芸術の基本的な区別。
①運動としては、「舞い」は平面旋回運動であり、「踊り」は上下運動・跳躍運動を基本とする。「舞い」は手、「踊り」は足の動きを重視する。
②「舞い」は個人の芸能。神懸かりの巫女が舞うといった姿が原型にある。一方「踊り」は集団の芸能であり、多数の参加者が同じ芸態を揃えて踊るものであるという点が違う。
③踊りは、その激しい上下運動(「だだ」とよばれる)で悪霊をはらったり、未成仏霊の鎮魂
を行うといった呪術性を持つ。
④このような「踊り」が芸能として独立・成熟するのは中世後期。
当時の風流踊りの中で「薩摩踊り」などの名称が現れるが、これは「踊り」が独立の芸能として認識され始めたことを示し、こうした芸能の流行・伝搬といった現象も見られるようになる。江戸時代には、踊りは民謡とともに全国を移動し、各地の盆踊りに取り入れられて定着していった。
①運動としては、「舞い」は平面旋回運動であり、「踊り」は上下運動・跳躍運動を基本とする。「舞い」は手、「踊り」は足の動きを重視する。
②「舞い」は個人の芸能。神懸かりの巫女が舞うといった姿が原型にある。一方「踊り」は集団の芸能であり、多数の参加者が同じ芸態を揃えて踊るものであるという点が違う。
③踊りは、その激しい上下運動(「だだ」とよばれる)で悪霊をはらったり、未成仏霊の鎮魂
を行うといった呪術性を持つ。
④このような「踊り」が芸能として独立・成熟するのは中世後期。
当時の風流踊りの中で「薩摩踊り」などの名称が現れるが、これは「踊り」が独立の芸能として認識され始めたことを示し、こうした芸能の流行・伝搬といった現象も見られるようになる。江戸時代には、踊りは民謡とともに全国を移動し、各地の盆踊りに取り入れられて定着していった。
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