大串のささらと大野のみろく
名称: | 大串のささらと大野のみろく |
ふりがな: | おおぐしのささらとおおののみろく |
種別1: | 民俗芸能 |
保護団体名: | 大串のささらと大野のみろく保存団体連合会 |
選択年月日: | 1973.11.05(昭和48.11.05) |
都道府県(列記): | 茨城県 |
市区町村(列記): | 東茨城郡常澄村 |
代表都道府県: | 茨城県 |
備考: | 所在地が同一都道府県内のもの(このデータは種別1から移行しています) |
解説文: | この芸能は、茨城県東茨城郡常陸村大串稲荷神社の祭礼(十一月二十一日から三日間)の際に行列に供奉したもので、この祭礼行列には近隣二十一邑の氏子が参加したが、その中で大串はささら、大野はみろくと呼ばれる屋台人形を演じた。 両者とも底なし屋台を組んで、その中で素朴な人形戯を演ずるが、底なし屋台の中で人が直接胴串をささげて人形をあやつる形式は、傀儡の伝統を受けついでいるものであり、舞わす人形が大串では関東に数多いささら獅子(三匹獅子)を人形化したもの、大野ではやはり茨城県下に流布する弥勒踊りを模した人形であることに地方的特色がみられる。 大串のささらでは、囃子、唄の伴奏で、雄獅子、雌獅子、子獅子の三匹の獅子人形が右に左に振り動かされ、大野のみろくでは、赤、黄、青の三体の弥勒が囃子、唄にあわせてあわせて面白く舞わされる。 |
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