うぐいす図書館
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津市うぐいす図書館(つしうぐいすとしょかん)は、三重県津市白山町二本木1139番地2に所在する津市白山総合文化センター1階にある。津市コミュニティバス (白山地域)文化センター停留所から徒歩すぐ、または近鉄大阪線大三駅から徒歩約15分である。白山総合文化センターは旧白山町が市町村合併を控えた2003年(平成15年)に建設を開始した施設であったため、朝日新聞から「合併前の駆け込み投資では」と指摘された。 白山町中央公民館図書室は1981年(昭和56年)時点で700冊を所蔵していたが、利用実績が芳しくなかったため、「移動巡回図書館」と名付けた配本所を6つの地区公民館設置し、利用を促進した。2004年(平成16年)11月に白山町立うぐいす図書館として開館した。開館にあたっては伊勢市の図書館業務受託企業リブネットの支援を受けた。 床面積は1,030m2、職員は7人で、2015年(平成27年)度の図書館予算は5,490千円であった。2014年(平成26年)度時点の蔵書数は84,333冊、視聴覚資料数はDVDを中心に2,771点、貸出冊数は72,633冊であった。ISILはJP-1002012。開館時間は9時から18時(休日は17時まで)である。 毎週水曜日に「おはなし会」、第1・3土曜日に「ボランティアによるおはなし会」などを開催している。うぐいす図書館文化祭やわくわくとしょかんまつりなどの行事を開催している。2018年(平成30年)1月5日には、初の企画として司書が選んだ図書数冊を、英字新聞で作った袋に詰めて貸し出す「本の福袋」を実施する。2015年(平成27年)現在、読み聞かせボランティア「きいろいぼうし」と「よみっこ」がうぐいす図書館で活動している。
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