いなすとは?

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いな・す【往なす/去なす】

[動サ五(四)

2から》攻撃を簡単にあしらうまた、自分に向けられた追及言葉巧みにかわす。「鋭い質問軽く—・す」

相撲で、急に体をかわして攻撃に出ている相手体勢を崩す。「—・されて土俵手をつく

和服の襟を後方押し下げる。襟をぬく。

グイと—・した襟と」〈虚子俳諧師

去らせる。行かせる

「そのよせきもない烏帽子中に造作をして壁が塗らるるものか、急いで—・せい」〈虎明狂・今参

実家帰す離縁する。

気に入らいで—・した嫁」〈浄・宵庚申

ばかにする悪口を言う。

「此(こ)の貧乏はどうぢゃいなと、一気にわしを—・しくさる」〈滑・大師めぐり〉

[可能] いなせる


い‐な・す ゐ‥ 【居成】

〔自サ四〕 居ずまいを正す居成る

今昔1120頃か)二八片膝立て、今片膝をば臥せて、月々しく居成して、少喬(そば)みて」


いな・す【往・去】

〔他サ五(四)

① 去るようにさせる。帰らせる。

(イ) 立ち去らせる。追っぱらう

歌謡田植草紙(16C中‐後)晩歌一番「泊れや旅のうきそう、いなそうやれんげしおは読まいで」

(ロ) 実家返す離縁する。

浄瑠璃心中宵庚申(1722)下「気にいらいでいなした嫁」

ばかにする悪口を言う。けなす。

歌舞伎韓人漢文手管始唐人殺し)(1789)一「『コリャ、いなすな。いなすな』『イヤ、いなさにゃならぬ』」

台なしにする。ふいにする

滑稽本大師めぐり(1812)上「折角酔ふた酒、とんといなしてこましたとぼやきぼやき出てゆきぬ」

相撲のわざで、攻勢かわして相手体勢を崩す。転じて、攻撃追及軽くあしらう

春泥(1928)〈久保田万太郎〉むほん「『しない?』『するものか』『だって、君』田代出鼻をいなされたかたちに」

(5) 和服の襟(えり)を首の後ろの方へ押し下げる。襟の合わせ目あたりを押し上げるような動作をする。えりをぬく。

俳諧師(1908)〈高浜虚子一二グイといなした襟と」


往なす、去なす

読み方:いなす

ナ行変格活用動詞往ぬ」「去ぬ」の未然形である「往な」「去な」に、使役の助動詞「す」が付いた形。

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いなす

大阪弁 訳語 解説
いなす やっつける、
あしらう、そしる
帰らせる意味の「いなす」から。ちょっといなしたろか。



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