あらすじ ・解説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/05 00:36 UTC 版)
「モーターサイクル・ダイアリーズ」の記事における「あらすじ ・解説」の解説
「これは偉業の物語ではない 同じ大志と夢を持った2つの人生が しばし併走した物語である」 1952年1月4日 、アルゼンチンのブエノスアイレスに住む医大生エルネスト(愛称フーセル)は喘息持ちにもかかわらず、先輩の「放浪科学者」こと生化学者のアルベルト・グラナードと共に1台のバイク(ポデローサ(怪力)号)にまたがり、12,000キロの南米大陸縦断旅行へ出かける。途中、恋人に会ったり、バイク事故に遭ったり、雪山を通ったり、徒歩やヒッチハイクや最後にはイカダに乗ったりと、先住民族(インディオ)や、チリのチュキカマタ銅山の最下層の労働者、ペルーのマチュ・ピチュや ハンセン病患者らとの出会いなど、行く手に巻き起こるさまざまな出来事を通して、南米社会の現実を思い知らされる。 映画のラストに80歳を超えたグラナード本人が少しだけ登場する。また、彼自身が『モーターサイクル・ダイアリーズ』の撮影に同行し撮影風景を記録したメイキング・ドキュメンタリーの『トラベリング・ウィズ・ゲバラ』(2004年) もある。
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