『DEATH』編
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「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生」の記事における「『DEATH』編」の解説
タツノコプロとGAINAXにより、TVシリーズ(第壱話 - 第弐拾四話)を再構成・一部修正して新作シーンが追加された総集編である。しかし、物語の時系列を無視してまとめたものであるため、TVシリーズを視聴していないと物語の理解は難しい。第2新東京市にある中学校の体育館に、碇シンジ、惣流・アスカ・ラングレー、綾波レイ、渚カヲルを思わせる4人の中学生が集まり、弦楽四重奏曲の練習に向けて準備を進めていく合間に、TVシリーズの断片が挿入されていく構成となっている。 『DEATH』編は、後に修正版『DEATH (TRUE)』(WOWOWオンエア版)と再修正版『DEATH (TRUE)2』(1998年公開『REVIVAL OF EVANGELION』版)が公開され、VHS・LD化の際にも再修正版『DEATH (TRUE)2』が収録された。劇場公開された『DEATH』編で制作された新作シーンの多くは後の修正版でカットされ、VHS版やLD版で増補された第弐拾壱話 - 第弐拾四話に転用されている。この修正版でカットされたシーンは、角川書店から発刊された本作のフィルムブック(『DEATH』編のみの収録)で確認できる。 2003年にリニューアル版DVDが発売された際には、VHS・LD・DVD(1998年11月22日発売)に収録されている第弐拾壱話 - 第弐拾四話を「ビデオフォーマット版」として『DEATH』編の追加カットが収録されている。 2014年8月18日深夜(19日未明)には、『映画天国』(日本テレビ、関東ローカル)で「エヴァまつり」の一環として『DEATH (TRUE)2 TV版』が地上波初放送された。 2015年8月26日に発売されたBlu-ray BOXには劇場公開版の『DEATH』編が初収録されたほか、同時発売されたDVD-BOXにはWOWOWオンエア版の『DEATH (TRUE)』が収録された。いずれも、初のソフト化である。なお、TOHOシネマズ新宿ではBlu-ray BOXの発売を記念し、劇場公開版『シト新生 (DEATH & REBIRTH)』が上映された。
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