『600万ドルの男』とのクロスオーバー
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「地上最強の美女バイオニック・ジェミー」の記事における「『600万ドルの男』とのクロスオーバー」の解説
冒頭にあるように、『バイオニック・ジェミー』は元々『600万ドルの男』の1エピソードだったものが、スピンオフ化されたものである。しかも、アメリカ本国では1976年から1977年にかけ、両シリーズは同じABC系列で、並行して放映されていた(『600万ドルの男』は日曜夜8時から、『バイオニック・ジェミー』は水曜の夜8時から放映)。このため、クロスオーバーといわれるユニークな試みが、幾度かなされている。例えば、一つのエピソードの前編を『600万ドルの男』、後編を『バイオニック・ジェミー』で放映するというようなのがそれである。実は、日本での『バイオニック・ジェミー』の第1話「バイオニック・ジェミー誕生」は、アメリカでは「600万ドルの男」の枠で放映され、後編の「バイオニック・ジェミーのお値段」が、『バイオニック・ジェミー』枠での第1話であった。また、「ゴールドマン局長暗殺指令」三部作では、Part1と3が「バイオニック・ジェミー」、Part2が『600万ドルの男』枠で放映されている。そうした以外にも、スティーブとジェミーが相手方の枠のエピソードにゲスト出演することが、何度かあった。 しかし、1978年になると、『バイオニック・ジェミー』の放映がNBC系列に移ったのに対し、『600万ドルの男』は引き続きABC系列で放映されたため、先述のようなクロスオーバーは行われなくなってしまった。また、それ以外の理由も取り沙汰されている。例として、実は、スティーブ役のリー・メジャースは、自分の妻ファラ・フォーセット(当時は、ファラ・フォーセット・メジャース)をジェミー役に推薦していたが、実際にその役を射止めたのは、リンゼイ・ワグナーだった。しかも、ジェミー(リンゼイ)は、別シリーズ化されたばかりか、ついには本家の『600万ドルの男』より人気が出てしまった。そのため、リーとリンゼイは不仲だったというものである。だが、1987年から3本制作された、続編のスペシャル版では、再び両者の共演が実現した。なお、ファラ・フォーセットは『地上最強の美女たち! チャーリーズ・エンジェル』でブレイクし、ライアン・オニールと不倫して、リーとは離婚に至っている。
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