『鬼鹿毛無佐志』とは? わかりやすく解説

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『鬼鹿毛無佐志』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 04:50 UTC 版)

忠臣蔵」の記事における「『鬼鹿毛無佐志』」の解説

浅野内匠頭17回忌にあたる正徳3年12月には大阪豊竹座紀海音作の人形浄瑠璃鬼鹿毛佐志(むさし)鐙』が上演されている。これは宝永7年大阪篠塚庄松座で上演され吾妻三八作の『鬼鹿毛武蔵鐙』に負う所が大きいもので、内蔵助は『鬼鹿毛武蔵鐙』と同じく大岸宮内という名である。この作品では赤穂事件『太平記』仮託しつつ、そこから離れて足利義政時代事件小栗判官照手姫物語取り上げられている。 本作構成上の不備がある等傑作とは言い難い面があるが、『仮名手本忠臣蔵』七段目影響与える等、義士劇の系譜の上では重要な位置占める。 この作品近松門左衛門ライバルであった紀海音であり、内容的に近松門左衛門『碁盤太平記』意識したものになっている。この『鬼鹿毛無佐志鐙』(とその前作鬼鹿毛武蔵鐙』)は近松門左衛門『碁盤太平記』並び『仮名手本忠臣蔵』つらなる源流一つで、この作品出てきた大岸宮内小栗判官といった名前は後の作品にも頻出する

※この「『鬼鹿毛無佐志』」の解説は、「忠臣蔵」の解説の一部です。
「『鬼鹿毛無佐志』」を含む「忠臣蔵」の記事については、「忠臣蔵」の概要を参照ください。

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