『隠秘哲学第四書』(Fourth Book of Occult Philosophy)
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『隠秘哲学』(第一書「自然魔術」、第二書「天界魔術」、第三書「儀礼魔術」)において自然魔術を論じたネッテスハイムのハインリヒ・コルネリウス・アグリッパは、儀式魔術について具体的な記述を残さなかったが、後にアグリッパの『隠秘哲学』の第四書と称する儀式魔術書が『遺作集』に収録された。これをアグリッパが悪霊と関わる儀式魔術を行っていた証拠と考える者もいたが、若い頃アグリッパの弟子であった医師ヨーハン・ヴァイヤーはこれを偽書と断言した。
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