『言語の構造』(1939年8月弘文堂書房、1967年紀伊国屋書店)
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「泉井久之助」の記事における「『言語の構造』(1939年8月弘文堂書房、1967年紀伊国屋書店)」の解説
古今東西の多くの言語を習得した泉井が、「言語の構造とその機能は、先ず理論的に予設せられた如何なる合理的な「体系」にも、常にははまり切らない」(1967年版まえがき、ii)との考えから、多くの実例と深い思考をもって、言語の実際に立ち向かった著書である。そして、「おおくの種々姓にわかれる世界の新古の言語の下に、やはり1つの人性の言語としての大きな統一がある」、つまりフンボルトの言う「一つの言語」(Eine Sprache)を認めないではいられない。(同133頁)
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