『新宇宙戦艦ヤマト』における設定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 10:28 UTC 版)
「波動砲」の記事における「『新宇宙戦艦ヤマト』における設定」の解説
『ヤマト』の1000年後(西暦3199年)を舞台とする本作では、ヤマトはグレートヤマトに拡大改良されている。波動砲と主砲には、エントロピーをマイナスエネルギーによって回帰させる「回帰時空砲システム」と呼ばれるシステムが実装されており、回帰時空砲システムに変換された波動砲からはリング状の独特な光線が放たれる。回帰時空砲システムの原理や作用などの詳細は作品が未完で終わっているため語られていないが、ナレーションやセリフ上では「エネルギーと物質の進化の蓄積たるエントロピーは、決して減ることは無く増え続ける。それを回帰させることとは、すなわち時間を戻すこと。」といった旨の推測する描写があり、着弾地点の周囲には一種の時間震動が生じている。 また、同作に登場するグレートヤマトの僚艦である「超時空戦艦まほろば」にもグレートヤマトと同様の兵装が備わっている描写があるが、作中ではまほろばの兵装がヤマト同様に波動エンジンに由来するものを拡大改良したものであるとの明言はされなかった。 なお、本作に登場する地球防衛軍の艦艇には、波動砲を装備している描写は見られない。
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