『支所』と名乗る営業所の取り扱いについて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 14:27 UTC 版)
「京阪バス」の記事における「『支所』と名乗る営業所の取り扱いについて」の解説
現在は、公式サイトならびに公式刊行物に対して全営業所について「営業所」としているが、香里団地・高槻・寝屋川・門真の各営業所はかつては「支所」と名乗っていっていたほか、旧・田辺営業所についても旧・京阪宇治交通時代には旅客には「営業所」と称していたが、書類上では「支所」と届出ていた。 これは、これらの営業所には独自に庶務係・運輸係・整備係(この3つをまとめて「営業所機能」と称す)が存在せず、枚方(香里団地・高槻)・交野(寝屋川・門真)の各営業所がこれらの業務を担当していたためである(なお、寝屋川営業所に関しては、当初は営業所として開設されているが、「営業所機能」を交野営業所に移転してからは『寝屋川支所』を名乗っている。さらに、高槻営業所と廃止された大津営業所八日市支所については、営業所機能がついてはいなかったものの、社史によると開設時の記述として「高槻営業所」「八日市営業所」とそれぞれ記載されているが、それ以降の記述にはそれぞれ『支所』と記載されている。八日市は後年支所→車庫に格下げされた)。 営業所への呼称の変更については、当初は2002年頃に開設された公式サイト上での『営業所の紹介』 にてなされていた。ただ、この時期については同時期(同年8月に発行、7月2日現在のものとして)に発行された社史「世紀を超えて」において、これらの営業所が『支所』とされているほか、大津営業所は山科営業所の支所(『大津支所』)として、香里団地営業所は交野営業所の支所ということで変更がなされている。 これ以外にも、車内路線図などには『支所』の呼称が用いられ、2003年9月刊行の京阪時刻表にも『支所』の呼称が用いられているほか、各営業所の銘板については、2006年10月までに、田辺営業所を含めて「支所」を名乗っていた営業所については『支所』と書かれた銘板が掲げられていることが確認されていたほか、京阪バスの公式サイトでの田辺営業所の年末年始の定期券発売所案内に「田辺支所」の呼称が用いられていた。 2007年7月2日に更新された公式サイト上における 『運輸安全マネジメントに関する取組みについて』(PDFファイル)の中の『業務組織図(2007年7月2日現在とされているもの)』においては、受託の営業所を含めてすべての営業所を4つのグループに分けた結果、上記に挙げた『支所』と呼ばれた営業所の他にも、横大路営業所については洛南営業所の支所(横大路支所)と位置づけられていた。なお、業務組織の変更は2007年4月に実施された。この時、京阪バスで不採算路線を最も多く抱えている田辺は、京阪宇治バスに運行を委託するようになった。なお他社委託営業所のうち、大津、京田辺は一部のみ京阪バスの乗務員および運行管理担当者も所属している。 なお、2006年刊行の京阪時刻表については、『営業所』の呼称が用いられているほか、京阪バス公式サイト上での運賃表や経路表などについては、全営業所について「営業所」の呼称を用いている。 その後、田辺営業所は2008年5月10日の移転に伴い「京田辺営業所」に改称するとともに、銘板も「営業所」名義に変更されたほか、年末年始の定期券発売所案内でも「京田辺営業所」と記載されるようになっている。 本項ではすべての営業所について、京阪バスの営業所機能については便宜上および社における乗客案内上の便宜を図る意思を尊重するために、京阪バスの「営業所」の呼称を用いることで統一する。
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