『入木口伝抄』の奥書とは? わかりやすく解説

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『入木口伝抄』の奥書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/29 04:54 UTC 版)

世尊寺行尹」の記事における「『入木口伝抄』の奥書」の解説

応長元年1311年12月尊円法親王14歳入木道志し、経尹を師匠として入門要請した。経尹は尊円の腕前を知るため、覚尹僧都(経尹の第5子、延暦寺の僧)を使いとして、尊円の筆跡要求してきた。尊円は一紙書き送ったところ、見所があるから稽古を積むようにとの返答が来たが、経尹はすでに65歳であったので、老体理由師範拒否し代わりに子の行尹を「器量の者」として推薦してきた。そして、尊円は行尹について16歳まで2年間、精進重ね、行尹も熱心に教えた。尊円はぐんぐんと腕をあげていったが、17歳になると尊円は修行忙しくなり、手習い時間なくなった文保のころに、行尹は籠絡されて鎌倉没落したので、尊円は師匠失ってしまったが、行尹が帰洛するまでの間、行尹の兄・行房代わりに多く口伝授けてくれた。

※この「『入木口伝抄』の奥書」の解説は、「世尊寺行尹」の解説の一部です。
「『入木口伝抄』の奥書」を含む「世尊寺行尹」の記事については、「世尊寺行尹」の概要を参照ください。

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