『ザ・ルーム』
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「ザ・ルーム」も参照 ウィゾーの長編映画『ザ・ルーム』は2003年に封切られた。予算は600万ドルで、この出所は未だに陰謀の矛先となっている。作品はウィゾー自身が書いた540頁の未発行小説に基づいている。映画は直ちに批評家から非難され、最終的にはカルト映画の肩書きを得ることになった。観客たちがお気に入りのキャラクターに扮して現れ、スクリーンでの台詞に反応してプラスチック製の食器やサッカーボールを投げつけるという上映会もざらである。このファンイベントは、2010年から2011年にかけて「愛は盲目」国際ツアー ("Love is Blind") として銘打たれ、イギリス、ドイツ、デンマーク、オーストラリア、インドなどで実施された。ウィゾーはこれらのイベントの多くに顔を出し、ファンと写真を撮ったり上映前に観客に挨拶したりしている。 グレッグ・セステロ(英語版)が2013年に書いた同名の回想記(英語版)を基にした2017年の映画『ディザスター・アーティスト』では、ジェームズ・フランコがウィゾー役を演じ、ゴールデングローブ賞 映画部門 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)を獲得した。ジェームズとデイヴ・フランコ(セステロ役)の配役はウィゾーが認めたものだった。ウィゾー本人もポストクレジットシーンでヘンリー役としてカメオ出演している。
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