「9」の字について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 00:32 UTC 版)
「机「9」文字事件」の記事における「「9」の字について」の解説
「9」の字は机447脚と椅子9脚を使用して作られたもので縦30m・横20m程の大きさ、校庭からの視点ではとても9に見えない大きさであったが、地面に下書きや、机をずらした跡が見当たらないため、これにより警察は計画的かつ組織的に作られたものだと判断したという。 使用された机は校舎から運び出されたものだが、机の中にあった生徒の持ち物は律儀にも椅子の上にきれいに置かれていて、盗まれたものは一つとしてなかった。 机はすべて同校南棟から持ち出されている。1階 1年A組~E組まで全クラスの全199台、2階 2年D組とE組から28台、3階 3年A組~E組の220台(階段に最も近いF組は手つかず)持ち出された机はすべてスチール製で1台の重さは13.6kgであったという。 逮捕後、Bがデザインしたと判明。供述によると、「9」の文字は、校庭の夜間照明の中心に目印の机を1つ置いた上で、東西南北9歩の場所に4つの机を置き、その左右にも机を置く、続いてそれらの中間点に更に4つの机を置き、円から外側に残り5脚の机を真っ直ぐに置く、直径20mの円を描き、そこから「9」の文字を作るという方法で作られたものであった。更に机の「9」の文字の右下脇の位置に椅子9個を用いて作った「.(ピリオド)」のような円形は、机の「9」の文字が「6」と見間違えられないようにするため、机の文字の上下を示すために並べたものであった。作成には午前1時から午前4時まで3時間掛かった。
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