「茶音頭」とは? わかりやすく解説

「茶音頭」 (地歌・箏曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 02:57 UTC 版)

茶道」の記事における「「茶音頭」 (地歌・箏曲)」の解説

文化文政時代京都活躍した盲人音楽家菊岡検校作曲八重崎検校が箏の手付をした手事もの地歌曲。「茶の湯音頭」と呼ぶ流派もある。「音頭」は本来雅楽用語であり、のち近世邦楽全般において広く使われ、この曲も民謡とは関係ないので注意が必要。俳人横井也有の「女手前」から抜粋した歌詞で、多数茶道具詠み込みつつ男女の仲いつまでも続くよう願った内容三味線調弦が「六下がり」という非常に特殊なもので、独特な響きがこの曲独自の雰囲気作り出しており、歌の節も凝っている一方で手事長く八重崎検校の箏手付巧み合奏音楽としてもよくできているので、現代でも演奏会でよく取り上げられる曲である。お手前伴奏として演奏されることもある。

※この「「茶音頭」 (地歌・箏曲)」の解説は、「茶道」の解説の一部です。
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