「皇帝」という称号の発祥
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 08:08 UTC 版)
「三皇五帝」の記事における「「皇帝」という称号の発祥」の解説
紀元前221年、秦王嬴政は、他の6国を攻め滅ぼし中国統一した後、それまでの「王」という君主の称号より上位の称号を王綰・李斯ら重臣達に諮問した。重臣達は、古代の五帝を超越したとして三皇のうち最上位である「泰皇」の称号を使うよう推挙したが、嬴政は自分がこの三皇五帝より尊い新たな存在であるという考えから、皇と帝を合わせた「皇帝」と言う新しい称号を造語し、自身はその初代であるため始皇帝と称した(『史記』など)。 以降、中国の支配者は皇帝を名乗ることになる。
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