「武蔵」の国名とは? わかりやすく解説

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「武蔵」の国名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/08 21:18 UTC 版)

武蔵国」の記事における「「武蔵」の国名」の解説

武蔵」の名の起源諸説唱えられているものの、いずれの説も根拠となる資料欠き定説なるには至っていない。 本居宣長は『古事記伝』の中で「武蔵国駿河相模と共に佐斯国(さし-)と呼ばれ、後に佐斯上(さしがみ)下佐斯(しもざし)に分かれ、これが転訛相模・武となった」とし、賀茂真淵は『倭訓栞』に「身狭(むさ)国があり、のち身狭上(むさがみ)・身狭下(むさしも)に分かれて相模武蔵となった」と唱えている。さらに近藤芳樹陸路廼記』など「総国(ふさ-)の一部分割され総上(ふさがみ)・総下(ふさしも)となり、それぞれ相模・武となった」とする説もある。これらの説は武蔵国とのちの東海道諸国関わり説く武蔵国造祖先には身狭耳命(むさみみのみこと)がいる。 表記については、飛鳥京藤原宮木簡に「无耶志国(むざし-)」と見え7世紀頃までの武蔵は「无射志」(むざし)や「牟射志」(むざし)と表記されていた記録も見つかっている。他にも「牟佐志(むさし)」、「無邪志(むざし)」、「无邪志」、「胸刺」といった表記があるが、いずれも訓に字を当てたものと考えられている。

※この「「武蔵」の国名」の解説は、「武蔵国」の解説の一部です。
「「武蔵」の国名」を含む「武蔵国」の記事については、「武蔵国」の概要を参照ください。

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