「極道系Vチューバー達磨」騒動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 06:21 UTC 版)
「松本大樹 (映画監督)」の記事における「「極道系Vチューバー達磨」騒動」の解説
2021年9月11日に情報を公開した、同年公開予定の制作映画「極道系Vチューバー達磨」において、実在するVTuberである懲役太郎に設定等が酷似しているという指摘があり、同日中に懲役太郎本人がTwitterで反応した。それに対し松本本人が「懲役太郎さんの大ファンで参考にさせていただいた」と発言したことから、無断で表現を借用したものとして著作権的な問題はなかったのかと物議を醸している。 当映画は10月10日に高円寺シアターバッカスでのイベント「海道力也映画祭」で上映予定だったが、9月17日、上記の指摘を受けて中止することが発表され、予告編なども削除された。なお、指摘がなされた翌日には懲役太郎に事前の相談がなかったことを謝罪の連絡を行ったが、映画の今後の処遇については相談できていない状態であった。10月9日、松本は同映画について、アバターの外見の変更、一部シーンの再撮影と再編集を行うことを表明した。懲役太郎に対し「事前におことわり、またご相談をしなかった点を深く反省し、その旨お詫びをいたしました」といった旨も報告した。 2022年2月23日、懲役太郎が同映画に対する対応とその経緯について、運営・管理を行っている俺太郎とともに説明する動画をYouTubeに投稿した。弁護士を通して松本と話し合いを進めていたが、松本のからの連絡が遅く、やり取りが進まず、現状が続けば裁判を起こすつもりもあることを報告している。 なお、同映画は2022年に完成。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022のゆうばりチョイスに選出され、映画祭期間にHuluでオンデマンド配信が行われる。
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