「南北沿岸」の所得格差
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 00:10 UTC 版)
北上市など県の南部では経済発展によって所得水準が大きく向上している。一方の内陸北部・沿岸部では目立った経済的発展がなく発展が遅れがちで、所得格差が存在している。統計資料で比較すると、県全体の平均所得が242万円なのに対し、県北の中心都市二戸市・久慈市では、190万円台にとどまり、50万円以上もの格差が存在している。岩手県庁は2006年、県北・沿岸振興本部を設置して対策に乗り出したが、南北の格差は逆に拡大傾向すら呈しており、根本的な対策が求められている。
※この「「南北沿岸」の所得格差」の解説は、「岩手県」の解説の一部です。
「「南北沿岸」の所得格差」を含む「岩手県」の記事については、「岩手県」の概要を参照ください。
- 「南北沿岸」の所得格差のページへのリンク