「伊四〇〇型」潜水艦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 00:50 UTC 版)
「アメリカ本土空襲」の記事における「「伊四〇〇型」潜水艦」の解説
更なるアメリカ本土攻撃を行うことを目的に1942年に建造が開始され、大戦末期の1944年に進水した。第二次世界大戦中に就航した潜水艦の中で最大の大きさで、艦内に攻撃機を搭載し、地球を一周半可能という長大な航続距離を誇る潜水空母「伊四〇〇型潜水艦」で、パナマ運河を搭載機の水上攻撃機「晴嵐」で攻撃するという作戦が考案された。 しかしその後、より攻撃効果が大きいと考えられたロングビーチやサンディエゴなどの、アメリカ西海岸都市部のアメリカ海軍軍港への攻撃に変更された。 さらにその後、実際の攻撃効果を鑑みてウルシー泊地の連合国軍の在泊艦船への攻撃が決定され、1945年7月にはウルシー泊地へ向かったものの、8月15日の終戦のために実施されずに終わった。
※この「「伊四〇〇型」潜水艦」の解説は、「アメリカ本土空襲」の解説の一部です。
「「伊四〇〇型」潜水艦」を含む「アメリカ本土空襲」の記事については、「アメリカ本土空襲」の概要を参照ください。
- 「伊四〇〇型」潜水艦のページへのリンク