「フルンツベルク」師団時代
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「スヴェン=エリク・オルソン」の記事における「「フルンツベルク」師団時代」の解説
1943年2月、オルソンは新設のSS装甲師団「フルンツベルク」に配属され、同師団の第10SS通信大隊(SS-Nachrichten-Abt. 10.)第2通信中隊で勤務した。1944年4月、オルソンはウクライナ西部のタルノポールの戦いに参加し、同年5月中にSS曹長(SS-Oberscharführer)に昇進した。 この時にオルソンは師団長であるハインツ・ハルメルSS上級大佐(当時)直属の通信兵となり、1944年6月のノルマンディーにおける連合軍との戦いに参加した。1944年8月、ファレーズ包囲戦の際にオルソンは負傷したが、後に原隊に復帰した。 1945年、オルソンはポメラニア戦線に従軍し、シュタルガルト、アルトダム、シュテッティンを巡る攻防戦に参加した。 1945年4月20日、オルソンは師団長のハインツ・ハルメルSS少将(1944年9月付でSS上級大佐から昇進)から黄金ドイツ十字章を授与された。 終戦直前にオルソンは(おそらく数名の戦友か部下とともに)ドレスデンへ辿り着こうとしたが失敗したため、コトブスのラウム(Raum)において西側連合軍のもとへ向かった。
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