「ハドソン全国キャラバン」との関連性
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「亀の恩返し〜ウラシマ伝説〜」の記事における「「ハドソン全国キャラバン」との関連性」の解説
本作は、当時の夏の名物となっていたゲームイベント「ハドソン全国キャラバン」に少なからず関係を持つ作品である。第四回大会の開催年である1988年2月頃、ファミコン専門誌上において「ハドソンが新作シューティングゲームを開発中」という記事が掲載され、 1.同年夏頃の発売を示唆していた 2.開発中の仮タイトルが「ゴーデス」(同社の『スターフォース』に登場する隠しキャラクター)だった という2点に加え、さらに 3.同年3月下旬に開催された「コロコロコミック 春休み全国PCエンジン祭り」の大会公式ソフトが、PCエンジンに移植された『R-TYPE 1』だった という点から、シューティングゲームの腕前を競う大会として人気を博した「ハドソン全国キャラバン」第四回大会の公式ソフトもまた例年に続いてシューティングゲームであり、『R-TYPE 1』を採用しての3月の大会はその前哨戦で、夏の大会では開発中である「ゴーデス」か「R-TYPE 2」のどちらかが公式ソフトになる可能性が高いとするなど、ゲーム雑誌を中心に様々な憶測が飛び交った。しかし、その後に仮タイトルを「闘亀伝ブリガンディーネ」に変更して開発を進めていると発表され、4月には正式タイトルである『亀の恩返し』となって現在のスタイルで開発が終盤に差し掛かっている事が発表された。 最終的には、同年のキャラバンは6月24日に同社から発売された野球ゲーム『パワーリーグ』が大会公式ソフトに採用され、本作はキャラバン開催期間中である8月26日に発売された。これにより、1992年に第八回大会で終了するまでの「ハドソン全国キャラバン」としては、最初で最後のシューティングゲーム以外での大会開催となった。
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