ベータ‐ガラクトシダーゼ【beta-galactosidase/β-galactosidase】
読み方:べーたがらくとしだーぜ
β-ガラクトシダーゼ
英訳・(英)同義/類義語:beta-galactosidase
大腸菌のlacオペロン中のlacZにコードされるタンパク質で、ラクトースをグルコースとガラクトースに加水分解する酵素。
酵素タンパク質モチーフなど: | α因子 α因子受容体 β-アミラーゼ β-ガラクトシダーゼ β-ガラクトシドガラクトヒドロラーゼ β2ミクログロブリン βアクチニン |
lacZ
(Βガラクトシダーゼ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/30 04:15 UTC 版)
lacZ(ラック・ゼット)は大腸菌のラクトースオペロンを構成する遺伝子の一つ。レポーター遺伝子の一つとして古くから使用されている。開始コドンから終止コドンまで約3 kbpの長さで、β-ガラクトシダーゼ(LacZ、β-ガラクトシデースとも)をコードする。β-ガラクトシダーゼはラクトースを分解する酵素で、分子量116 kDaである。四量体として機能し、ラクトースをグルコースとガラクトースに加水分解することで、大腸菌がラクトースを栄養源として使用することを可能とする。また、一部の反応では異性化酵素としてグリコシド交換反応によりラクトースの位置異性体、アロラクトース(1-6-O-β-ガラクトピラノシル-D-グルコース)を作る。このアロラクトースがラクトースオペロンの直接の誘導因子インデューサーとして機能する。
- 1 lacZとは
- 2 lacZの概要
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