×と○と罪ととは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ×と○と罪との意味・解説 

×と○と罪と

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/08/06 15:53 UTC 版)

『×と○と罪と』
RADWIMPS の スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル オルタナティヴ・ロック
時間
レーベル EMI Records Japan
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 週間1位(ビルボード・ジャパン)[1]
  • 週間2位(オリコン)[2]
  • 2014年年間31位(オリコン)[3]
ゴールドディスク
RADWIMPS アルバム 年表
絶体絶命
(2011年)
×と○と罪と
(2013年)
君の名は。
(2016年)
EANコード
EAN 4988005799838
(初回限定盤・TYCT-69009)
EAN 4988005799845
(通常盤・TYCT-60021)
『×と○と罪と』収録のシングル
ミュージックビデオ
実況中継 - YouTube
会心の一撃 - YouTube
会心の一撃(中国語字幕) - YouTube
会心の一撃(韓国語字幕) - YouTube
ドリーマーズ・ハイ - YouTube
五月の蝿 - YouTube
ラストバージン - YouTube
テンプレートを表示
映像外部リンク
『×と○と罪と』 ダイジェスト
『×と○と罪と』 ダイジェスト(韓国バージョン)

『×と○と罪と』(バツとマルとつみと)は、RADWIMPSのメジャー5枚目、通算7枚目のスタジオ・アルバム。2013年12月11日にユニバーサルミュージックのレーベル、EMI Records Japan(旧・EMIミュージックジャパン)から発売された。

前作『絶体絶命』からは約2年9ヶ月ぶりのリリース。 前作以降に発売されたシングルのうち、14thシングル収録の「シュプレヒコール」は未収録となっている。

概要

前作『絶体絶命』からは約2年9ヶ月ぶりのリリースとなった。ドラマー・山口智史が持病の局所性ジストニアの悪化のため休養する前の最後のアルバムである(ただし、のちに発売される『人間開花』『ANTI ANTI GENERATION』の一部の楽曲では休養前の山口が演奏を担当している)。

本作を携えたライブツアー「RADWIMPS GRAND PRIX 2014 実況生中継」が初の海外公演を含め33会場44公演で行われた(後述)。

制作・背景

アルバムの制作は2012年春から始められた。これは「シュプレヒコール」を録っていた時期とほぼ同じである[5]。所属事務所の社長に次のアルバムをどうするか訊かれた際に、「前作よりも自分が感動できるものじゃないと出せない。その手応えを感じるまで待ってください」と野田は自分の気持ちを伝えた[5]。そしてアルバムの方向性は全く考えず、「自分がワクワクできることに導かれるように楽曲を制作した」という[5]。しかし、前作『絶体絶命』リリース直後に東日本大震災があり、それでもツアー[注 1]を開催し、被災地へ行った時間が濃密なものであったため、バンドとしてすぐに音楽活動を始めようという雰囲気がなかったとも語っている[5]。しかし、2012年3月11 日に楽曲「白日」を発表したことで、再び音楽活動をしようと思えたという[5]。また、前述の震災を受けて楽曲制作に対するスタンスが変わったといい[5]、「これまでのアルバム制作時にあった、苦しい葛藤などとはまた別の面で音楽と向き合えた」と山口は語っている[6]。

野田にとってRADWIMPSは、「自分の夢を追いかけることのできるバンド」であり、「どこまでも覚悟持って引っ張っていこうという気持ちが今までで一番強いと感じている。だから4人で鳴らせる喜びが、今までのどのアルバムよりも強い」と語っている[6]。

また「ブレス」は、前述のツアー「絶体延命」の一部公演で野田のピアノの弾き語りで披露され、2013年9月の野外ライブ『青とメメメ』で、本作のバンドバージョンが初めて披露された。

同じく前ツアー「絶対延命」の一部公演で披露されていた「キズモノ」は本作には収録されず、以降も音源化されていない。

リリース・プロモーション

初回限定盤はケース付きのデジパック仕様となり、永戸鉄也とKYOTAROによる描き下ろしのアートブックレットを同封[7]。さらに初回限定盤、通常盤ともに2014年2月から行われるツアー「RADWIMPS GRAND PRIX 2014 実況生中継」の先行予約情報も封入される[7]。

アルバムの発売に先駆けて、11月13日より「ラストバージン」のMV配信が、11月27日より「会心の一撃」と「リユニオン」の楽曲配信が開始された[7]。

ミュージック・ビデオ

※シングル収録曲は各リンク先を参照。

実況中継
監督:橋本大祐[8]
メロディーやサウンドに合わせて独特のアニメーションが展開するという内容で、2014年2月5日にYouTubeで公開された[9]。
会心の一撃
監督:大久保拓朗[8] / 製作:SEP,inc.
歌詞をモチーフにした内容で、1500人のエキストラを招いて埼玉県の上尾市民球場で撮影され[10]、2013年12月14日にYouTubeで公開された。また、同日には「五月の蝿」のミュージックビデオも公開された。2014年1月22日には中国語字幕バージョンが[11]、同年2月9日には韓国語字幕バージョンがYouTubeで公開された[12]。

収録内容

CD[13]
全作詞・作曲: 野田洋次郎、全編曲: RADWIMPS。
# タイトル 作詞 作曲・編曲 時間
1. 「いえない」 野田洋次郎 野田洋次郎
2. 「実況中継」 野田洋次郎 野田洋次郎
3. 「アイアンバイブル」 野田洋次郎 野田洋次郎
4. 「リユニオン」 野田洋次郎 野田洋次郎
5. 「DARMA GRAND PRIX」 野田洋次郎 野田洋次郎
6. 「五月の蝿」 野田洋次郎 野田洋次郎
7. 「最後の晩餐」 野田洋次郎 野田洋次郎
8. 「夕霧」 野田洋次郎 野田洋次郎
9. 「ブレス」 野田洋次郎 野田洋次郎
10. 「パーフェクトベイビー」 野田洋次郎 野田洋次郎
11. 「ドリーマーズ・ハイ」 野田洋次郎 野田洋次郎
12. 「会心の一撃」 野田洋次郎 野田洋次郎
13. 「Tummy」 野田洋次郎 野田洋次郎
14. 「ラストバージン」 野田洋次郎 野田洋次郎
15. 「針と棘」 野田洋次郎 野田洋次郎

楽曲解説

1.いえない
  • リリース当初の「RADWIMPS GRAND PRIX 2014 実況生中継」では演奏されなかったが、2024年末の「ボクンチ忘年会2024」にて初披露された。
2.実況中継
  • 2014年2月5日、「RADWIMPS GRAND PRIX 2014 実況生中継」初日にMVが公開された。さらに2015年の9月11日には英語字幕バージョンが公開され[14]、同日に一部字幕での表現を置き換えた「TEXT Clean ver.」[15]も公開された。
3.アイアンバイブル
4.リユニオン
5.DARMA GRAND PRIX
6.五月の蝿
  • 16thシングル表題曲①。
  • 「RADWIMPS GRAND PRIX 2014 実況生中継」のアンコールで披露する前、野田は「この曲はやっぱあんま好きじゃなくて、歌うのも嫌で、なんで作ったんだろうと思いながらやっぱり出てきちゃったもの」と語っており、また続けて「この曲はあなたの中でどういう曲になるか分からないけど、記憶から忘れ去られてもいいと思う。たまにこの曲が思い出されて、ひぃっとして、うっとして、苦しくなって、大事な人に会いたくなったら、多分この曲が生まれた意味があるんじゃないかなと思ってる」とも語っている。
7.最後の晩餐
8.夕霧
9.ブレス
  • 2011年の「絶体延命ツアー」の7月5日の大阪城ホール公演にて、ピアノ弾き語りで初披露され、その翌々年のライブ「青とメメメ」にてバンドバージョンで演奏された。またこの時は震災による津波で壊されてしまった石巻市のピアノを修理したもので演奏された。ライブ当日の豪雨でピアノに水が入ってしまったので、急遽ピアノを分解し、会場にある全てのドライヤーをかき集めて乾燥作業が行われたという。[20]
10.パーフェクトベイビー
11.ドリーマーズ・ハイ
  • 15thシングル表題曲。
  • 「RADWIMPS GRAND PRIX 2014 実況生中継」では全ての公演でオープニングSEと連動して1曲目に演奏された。
12.会心の一撃
13.Tummy
  • 「RADWIMPS GRAND PRIX 2014 実況生中継」以降では海外公演にて演奏されることが多い。
14.ラストバージン
  • 16thシングル表題曲②。
  • 「青とメメメ」のアンコールにて、未発表の新曲として初披露された。
15.針と棘
  • 「どうして身近な人を傷つけてしまうんだろうと、自分が嫌になった時に作った曲」と野田は語っている。
  • 2024年のライブ「The way you yawn, and the outcry of Peace」の国内公演のラストにて、およそ10年ぶりにライブで演奏された。

ツアー

本作を携えたライブツアー「RADWIMPS GRAND PRIX 2014 実況生中継」が初の海外公演を含め33会場44公演で行われた[23]。4月2日の青森公演までは「会心の一撃編」、4月5日の北海道公演からは「パーフェクトドリーマーズ編」のサブタイトルが付けられている。 また、現時点ではバンド史上最長のツアーとなっており、アリーナ会場での公演は26公演と、その後行われたアリーナツアー以上の規模である。

RADWIMPS GRAND PRIX 2014 実況生中継
日程 開場/開演 都道府県 会場
会心の一撃編
2月5日(水) 18:30/19:30 群馬県 高崎club FLEEZ
2月7日(金) 18:30/19:00 栃木県 栃木HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2
2月9日(日) 17:30/18:00 山梨県 甲府CONVICTION
2月11日(火・祝) 17:30/18:00 長野県 松本Sound Hall a.C
2月15日(土) 17:00/18:00 愛知県 名古屋 日本ガイシホール
2月16日(日) 16:30/17:30 愛知県 名古屋 日本ガイシホール
2月20日(木) 18:30/19:00 鹿児島県 鹿児島CAPARVO HALL
2月22日(土) 17:00/18:00 熊本県 熊本Be-9
2月24日(月) 18:00/19:00 長崎県 長崎NCC&スタジオ
2月26日(水) 18:30/19:00 香川県 高松MONSTER
3月1日(土) 17:00/18:00 徳島県 アスティとくしま
3月8日(土) 17:00/18:00 神奈川県 横浜アリーナ
3月9日(日) 16:30/17:30 神奈川県 横浜アリーナ
3月13日(木) 19:00/19:30 奈良県 奈良NEVER LAND
3月15日(土) 17:00/18:00 石川県 石川県産業展示館4号館
3月20日(木) 18:00/19:00 大阪府 大阪城ホール
3月21日(金・祝) 17:00/18:00 大阪府 大阪城ホール
3月26日(水) 18:30/19:00 茨城県 水戸LIGHT HOUSE
3月29日(土) 17:00/18:00 宮城県 宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ(グランディ・21)
3月30日(日) 16:30/17:30 宮城県 宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ(グランディ・21)
4月2日(水) 18:30/19:00 青森県 青森Quarter
パーフェクトドリーマーズ編
4月5日(土) 17:00/18:00 北海道 北海道立総合体育センター 北海きたえーる
4月9日(水) 18:00/19:00 鳥取県 米子コンベンションセンターBiG SHiP
4月12日(土) 17:00/18:00 福岡県 マリンメッセ福岡
4月13日(日) 16:30/17:30 福岡県 マリンメッセ福岡
4月19日(土) 17:00/18:00 広島県 広島グリーンアリーナ
4月20日(日) 16:30/17:30 広島県 広島グリーンアリーナ
4月26日(土) 15:30/17:30 埼玉県 さいたまスーパーアリーナ
4月27日(日) 15:30/17:30 埼玉県 さいたまスーパーアリーナ
5月6日(火・祝) 17:00/18:00 新潟県 朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター
5月10日(土) 17:00/18:00 静岡県 静岡エコパアリーナ
5月11日(日) 16:30/17:30 静岡県 静岡エコパアリーナ
5月24日(土) 18:00/19:00 韓国 Yes24 MUV Hall
5月31日(土) 18:30/19:30 台湾 Legacy Taipei
6月2日(月) 19:00/20:00 香港 Music Zone @ E‐Max
6月7日(土) 18:30/19:30 シンガポール TAB
6月14日(土) 17:00/18:00 和歌山県 和歌山ビッグホエール
6月21日(土) 17:00/18:00 岡山県 CONVEX岡山
6月28日(土) 17:00/18:00 兵庫県 神戸ワールド記念ホール
6月29日(日) 16:30/17:30 兵庫県 神戸ワールド記念ホール
7月8日(火) 18:00/19:00 東京都 Zepp Tokyo
7月9日(水) 18:00/19:00 東京都 Zepp Tokyo
7月19日(土) 17:00/18:00 沖縄県 沖縄コンベンションセンター展示棟
7月20日(日) 16:30/17:30 沖縄県 沖縄コンベンションセンター展示棟

映像化

本作のライブビデオ『RADWIMPS LIVE&DOCUMENT 2014 ×と○と君と』にて「いえない」「リユニオン」「夕霧」を除く全曲のライブ映像が収録されている。(リユニオンはLIMITED EDITIONのみに封入されているダウンロードコードを入力する事で同ツアー公演での音源を聴くことができる。)またこのツアー以降一度も披露されていない楽曲も存在する。

アイアンバイブル

・Human Bloom Tour 2017

・ANTI ANTI GENERATION TOUR 2019

DARMA GRAND PRIX

・ANTI ANTI GENERATION TOUR 2019

・15th Anniversary Special Concert

・FOREVER IN THE DAZE TOUR 2021-2022

・FUJI ROCK FESTIVAL '25

五月の蝿

・Human Bloom Tour 2017(完全生産限定盤)

ブレス

・絶体延命

・青とメメメ

パーフェクトベイビー

・15th Anniversary Special Concert

ドリーマーズ・ハイ

・青とメメメ

・FOREVER IN THE DAZE TOUR 2021-2022

会心の一撃

・「10th ANNIVERSARY LIVE TOUR FINAL RADWIMPSのはじまりはじまり」のまとめ

・Human Bloom Tour 2017

・ANTI ANTI GENERATION TOUR 2019

・BACK TO THE LIVE HOUSE TOUR 2023


ラストバージン

・青とメメメ

脚注

  1. ↑ ツアー「絶体延命」。2011年3月・4月に予定されていた東北地方での公演が、震災の影響で6月・7月に延期となった。

出典

  1. ↑ “Billboard JAPAN Top Albums | Charts”. Billboard JAPAN. 2015年3月28日閲覧。
  2. ↑ 『×と○と罪と』(オリコン)
  3. ↑ 年間アルバムランキング 26位~50位(オリコン・2014年12月20日)
  4. ↑ “ゴールド等認定作品一覧 2013年12月”. RIAJ. 2014年1月10日閲覧。
  5. 1 2 3 4 5 6 雑誌「ROCKIN'ON JAPAN」2014年2月号 p52
  6. 1 2 雑誌「ROCKIN'ON JAPAN」2014年2月号 p53
  7. 1 2 3 RADWIMPSニューアルバムは15曲入り「Xと○と罪と」 ナタリー
  8. 1 2 “スペースシャワーTV”. スペースシャワーTV. 2021年4月7日閲覧。
  9. ↑ RADWIMPS、最新アルバムから“実況中継”のPV公開! NHKで初のTV特番も(TOWER RECORDS・2014年2月5日)
  10. ↑ RADWIMPS、野球場撮影のPVで新曲「会心の一撃」表現(ナタリー・2013年12月14日)
  11. ↑ 「会心の一撃」中国語字幕(YouTube)
  12. ↑ 「会心の一撃」韓国語字幕(YouTube)
  13. ↑ 『×と○と罪と』初回生産限定盤(TOWER RECORDS)
  14. ↑ RADWIMPS (2015-09-11), RADWIMPS Music Video [実況中継 JikkyoChuukei] 2025年9月9日閲覧。
  15. ↑ RADWIMPS (2015-09-11), RADWIMPS MV[実況中継 JikkyoChuukei WithTEXT Clean ver.] 2025年9月9日閲覧。
  16. ↑ RADWIMPS (2014-11-06), RADWIMPS - アイアンバイブル [Official Live Video from "RADWIMPS GRAND PRIX 2014 実況生中継"] 2025年9月9日閲覧。
  17. ↑ Inc, Natasha. “RADWIMPS映像作品を一部公開&劇場でも”. 音楽ナタリー. 2025年9月9日閲覧。
  18. ↑ “DARMA GRAND PRIX/RADWIMPS(ラッドウインプス)の演奏されたライブ・コンサート | LiveFans(ライブファンズ)”. livefans.jp. 2025年9月9日閲覧。
  19. ↑ “RADWIMPSトリビュートアルバム「Dear Jubilee -RADWIMPS TRIBUTE-」にヨルシカが参加。”. ヨルシカ OFFICIAL SITE. 2026年1月19日閲覧。
  20. ↑ “青とメメメと君と | RADWIMPS”. radwimps.jp. 2025年9月9日閲覧。
  21. ↑ RADWIMPS (2014-12-03), RADWIMPS - 会心の一撃 [Official Live Video from "RADWIMPS GRAND PRIX 2014 実況生中継"] 2025年10月18日閲覧。
  22. ↑ “news - RADWIMPSのトリビュートアルバム「Dear Jubilee -RADWIMPS TRIBUTE-」の参加を発表!”. オフィシャルサイト. YOASOBI. 2025年11月30日閲覧。
  23. ↑ RADWIMPS、初海外ライブ含む大規模ツアー決定 ナタリー

外部リンク




英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「×と○と罪と」の関連用語

×と○と罪とのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



×と○と罪とのページの著作権

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの×と○と罪と (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2026 GRAS Group, Inc.RSS