過分

デジタル大辞泉

か‐ぶん〔クワ‐〕【過分】

読み方：かぶん

［名・形動］

１ 分に過ぎた扱いを受けること。また、そのさま。多く、謙遜しながら感謝を表す場合に用いる。「—な（の）頂き物をする」

２ 態度や振る舞いが、分際をわきまえないこと。また、そのさま。身分不相応。「—な望みをいだく」

「父子ともに—の振る舞ひすると見しに合はせて」〈平家・二〉

３ 程度や限度を超えていること。また、そのさま。

「やせ衰へたる牛などを安々と買ひとって…—に売り」〈虎明狂・牛博労〉

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過分

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 00:54 UTC 版)

形容動詞

過 分（かぶん）

1. 物事や身分が限度や標準を越えて、それ以上であること。

活用

ダ型活用

過分-だ

発音^(?)

か↗ぶん

関連語

• 類義語:分外、不相応

翻訳

• 英語:excessive、undeserved

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「 過分」の例文・使い方・用例・文例

• キャピタルロスがキャピタルゲインを上回った場合は、超過分は納税申告書で控除される。
• 謝る必要はない。何でもないことに対して過分な謝罪だ。
• これは過分の報酬だ。
• 過分な称賛.
• こんなに過分なお礼を頂戴して恐縮です.
• 過分なおほめの言葉をいただいて恐縮です.
• 過分のお礼を頂戴しました
• 過分のお賞めにあずかって恐縮致します
• これは過分の光栄です
• いろいろの心尽し過分に思うぞ
• 超過分は償却する
• 過分の分け前を取る
• 過分に上品で洗練された
• 私の有権者に過分な税金をかけないで！
• 彼は若い王子を囲んでいる、彼を導いた過分なほどの女性らしさからくる空気の柔らかさにショックを受けた
• 水（食物でだけでなく文体で）の過分により暗示される貧弱さまたは欠乏
• 経費の予算超過分
• 超過分について負担すること