インド・ヨーロッパ語族
印欧語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 05:03 UTC 版)
英語ではbe動詞や "become" がこれにあたり、連結動詞 (linking verb)または繋合動詞 (copulative verb) と呼ばれ、動詞として品詞分類されることがある。 他の西洋のインド・ヨーロッパ語族の言語では、ドイツ語のsein動詞や "werden" 、フランス語のêtre動詞や "deveinir" がこれに該当するが、英語のbe動詞同様に存在動詞を兼ねている。 ロマンス語系の多くの言語(現代フランス語などを除く)では、コピュラは2種類ある。一つはラテン語のesseに由来するもので、普遍的な属性を示す。スペイン語ではser動詞、イタリア語ではessere動詞がそれに相当する。もう一つはラテン語のstareに由来するもので、一時的な状態を示す。スペイン語ではestar動詞、イタリア語ではstare動詞がそれに相当する。同じような文でもesse系の動詞を使うかstare系の動詞を使うかで意味が若干異なってくる。 Jaime es viejo.(ser動詞を使用) : ハイメは年寄りだ Jaime está viejo.(estar動詞を使用) : ハイメは年をとった これらはいずれも「ハイメは(現在)年寄りである」ことを述べているが、後者には「以前は年寄りではなかった」というニュアンスが含まれる。 インド・ヨーロッパ語族の言語では、コピュラは複雑に語形変化する場合が多い。
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印欧語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 03:03 UTC 版)
印欧語では、一般に名詞は性、数、格の3つの属性を持ち、数と格によって形を変える。そのとき数について、言語によっては名詞が1つのものを表す単数形、名詞が2つのものを表す双数形、単数・双数以上(3つ以上)のものを表す複数形という3つのパターンがある。また双数形のない言語もある。
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