でん‐ぽう〔‐ポフ〕【伝法】
伝法
読み方:でんぽう
- (一)わるずれをなして粗暴を働く者を云ふ。(二)芝居又たは見世物を、料金を払はずして無理に入りて見ること。昔時江戸浅草伝法院の奴僕等が、寺の威光を藉りて乱暴を働き、境内の見世物小屋に無銭にて押し入り見物せるにはじまる。
- ⑴芝居や見世物等に無料で押入る者をいう。江戸時代浅草伝法院の寺男達が寺の威を笠に着て境内の見世物等を無代で見物したことから出た語。⑵転じて女のいさみ肌(女侠客)のことにも用う。
分類 東京
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。
伝法
伝法と同じ種類の言葉
- 伝法のページへのリンク