よけい

デジタル大辞泉

よ‐けい【余恵】

読み方：よけい

本来受けるはずでない恵み。他からの影響で受ける利益。おこぼれ。「—を受ける」

よ‐けい【余慶】

読み方：よけい

１ 祖先の善行のおかげで、子孫が受ける幸福。⇔余殃(よおう)。

２ 先人のおかげ。余光。

よ‐けい【余計】

読み方：よけい

［名・形動］

１ 物が余っていること。必要な数より多くあること。また、そのさま。余り。余分。「一人分切符が—だ」

２ 普通より分量の多いこと。程度が上なこと。また、そのさま。たくさん。「いつもより—に食べる」「人より—な苦労をする」

３ 必要な度を超えてむだなこと。また、そのものや、そのさま。「—なことまでしゃべる」「—なお世話だ」

［副］程度・分量がさらに増すさま。もっと。なおさら。「前より—痛くなった」「そんなことを聞くと—心配になる」

世界宗教用語大事典

よけい 【余慶】

平安時代の天台宗僧。筑前の人。園城寺（寺門派）長吏などを経て天台座主になったが、山門（延暦寺）派が不服を唱え、山門・寺門の分裂が決定的となり、これを辞した。一条天皇からの贈り名智弁。呪術をよくした。（九一九～九一）

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「 よけい」の例文・使い方・用例・文例

• よけいな心配
• 彼には弱点があるからかえってよけいに彼が好きだ。
• 私の事によけいな口出しをしないでくれ。
• 欠点があるからそれだけよけいに彼を愛している。
• 俺達に愛を説いたって無駄さよけい憎しみをあおるだけなのだから。
• よけいなお節介だ。
• よけいなお世話だ。
• そんなことはよけいなお世話だ。
• そうするとよけい傷をとがめるよ。
• ジムはよけいな発言をした。
• 《諺》 本分を守れ, よけいな口[手]出しをするな.
• よけいな言葉を省いて, 簡潔に.
• 同じ 1 ドルを使って, 向こうよりこっちの店のほうがよけい買い物ができる.
• 君の知った事ではない 《よけいなお世話だ》.
• よけいな詳細を省くこと
• 度を越してよけいに話す
• よけいな心配すること
• よけいなところへ出てきて差し出がましい言動をする
• よけいな気を使って世話をやきたがる気持ち
• よけいなことをしたために,かえって面倒な羽目におちいること