RSKテレビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/26 04:26 UTC 版)
概要
テレビ放送は開局当初日本テレビとラジオ東京テレビ(現在のTBSテレビ)のクロスネットだったが、その後、1958年(昭和33年)8月中旬に東京・福岡間のマイクロ回線が1回線から2回線になったのを機に、日本テレビがRSK山陽放送をラジオ東京テレビのネット局とみなし[注釈 1]、1959年(昭和34年)10月までにネット番組をすべて引き上げて[注釈 2]、KRT系(TBS系列には発足当初から加盟)の単独ネットとなった。
民間放送教育協会には西日本放送との関係上加盟しなかった。
その後、岡山県・香川両県の民放テレビ放送の相互乗り入れ放送開始に伴い、香川県内にも中継局設置を開始した。
2009年(平成21年)から2022年(令和4年)までJリーグ・ファジアーノ岡山ホームゲームのスカパー!向け中継(2009年(平成21年) - 2016年(平成28年))→DAZN向け配信(2017年(平成29年) - 2022年(令和4年))の制作を担当していた(一部試合はRSKテレビでも同時放送)[注釈 3]。かつてはなでしこリーグ・岡山湯郷Belleのリーグ戦ホームゲームのスカパー!・BSフジ向け中継の制作 も担当していた[注釈 4]。
新聞やテレビ情報誌などの表記は開局以来、長年にわたって「山陽テレビ」(または「山陽」)と表記されていたが、2012年(平成24年)9月12日から「RSKテレビ」(または「RSK」)の表記に変更されている。
注釈
- ^ クロスネット局であった時代の番組編成がラジオ東京テレビ優勢であった上、対岸の香川県をエリアとしていた西日本放送テレビが、マイクロ回線の都合とは言え日本テレビの番組を主軸とする番組編成となったため。また『開局50周年記念誌・IBC岩手放送小史』では、日本テレビがJNN協定の排他性に抵抗して「JNN協定に加盟した新局には番組を一切流さない方針を新たに打ち出した」と強硬策に出たことが触れられているため、これに関連した動きともみられる。
- ^ 広島テレビ・山口放送などが制作した中国地方ブロックネット番組の放送、西日本放送テレビでの未放送番組の散発的な個別購入、日本テレビが管理を受託していた権利切れ再放送番組の購入、全国民放共同制作の全国高等学校サッカー選手権大会などの例外は若干あり。
- ^ DAZN向け配信となった2017年以降はJリーグ公式映像としての制作となり、2019年はテレビせとうち、2020年からはテレビせとうちに加えてNHK岡山放送局と岡山放送にも公式映像を提供していた(実況・解説は各局で差し替え)。2023年からはTSSプロダクションが制作を担当している。
- ^ 2011年にもスカパー!・BSフジ向け中継の制作を1試合実施している。
- ^ OHKの編成から漏れた番組の個別購入、先発VHF局を優先するなどのスポンサーの意向によるRSKへの残留など一部例外あり。
- ^ 1958年6月1日 - 1962年5月7日までは「ラジオさんようテレビジョン」、1962年5月8日 - 1983年3月31日までは「さんようほうそうテレビジョン」。
- ^ 番宣番組(土曜9:25 - 9:30と日曜9:55 - 10:00/13:54 - 14:00については、RSK山陽放送の女性アナウンサーが番組を案内する。RSK山陽放送主催の展覧会の告知番組やRSK山陽放送制作特番の告知番組になる時期もある)。
- ^ 祝日と重なる場合は原則休止し、穴埋めとして『Nスタ・第1部』を臨時に番販ネットする。一部の祝日は休止せず、特別版を放送する場合がある。
- ^ 全国のテレビ局で初の夕方ローカルワイドニュース番組である(『山陽TVイブニングニュース』という番組名で1971年に放送開始、2005年3月28日に現在の番組名に改題)。
- ^ 以前は「山陽トピックス」という番組名で、1960年代から放送されている番組。
- ^ 岡山県の広報番組。
- ^ 大会開催日は13時台も放送。午前の模様は深夜にも再放送。また、平日深夜にゴールシーンを集めた映像を集めた関連番組を放送するため、放送当日のレギュラー番組が休止になる。
- ^ 土曜にあたる場合は『王様のブランチ』第1部が、日曜にあたる場合は『サンデージャポン』がそれぞれ臨時非ネットとなる。
- ^ BS-TBSでもサイマル放送(2007年は編成上の都合で同日時差放送)。
- ^ 毎日放送・中国放送・RKB毎日放送が技術協力。
- ^ 11:30 - 11:55は『ひるおびJNNニュース』として全国ネット(ただし、11:50頃以降は自社発のローカルニュース・天気予報に差し替え)。なお、祝日は10:25 - 11:20枠を臨時非ネットとする場合がある。
- ^ 17:50 - 18:15は全国ネット。自社編成により17:50の全国ネットのみを放送する場合がある。また、祝日は『ライブ5時 いまドキッ!』休止の代替として第1部(16:50 - 17:50)もネット受けする。
- ^ 11:45 - 11:59(『JNNニュース』パート)は全国ネット(ただし、11:53頃以降は自社発のローカルニュース・天気予報に差し替え)。『山陽女子ロードレース』を中継する日は第1部(9:30 - 11:45)のみ臨時非ネットとし、第2部(11:59 - 14:00)から放送。また、4月上旬に開催される『オランダおイネ花まつり』の関連番組を放送する日は、第2部のみ臨時非ネット。
- ^ 2007年4月〜2010年3月まで第2部は編成上の都合による不定期放送となっていた。2010年3月27日より再びフルネット。
- ^ 『山陽女子ロードレース』・『おかやまマラソン』を中継する日は臨時非ネット。
- ^ 不定期で週末午後または水曜19:57 - 21:57あるいは水曜20:57 - 21:57(東大王のみ)のどちらかで放送。『VOICE愛』及び『RSK地域スペシャル メッセージ』休止時やスペシャル放送時に限り、極稀に臨時同時ネットで放送する場合がある。
- ^ 2019年10月1日から同年12月24日まで火曜14:05 - 15:00。2020年2月18日から2022年3月29日まで火曜 0:55 - 1:52(月曜深夜)に放送。
- ^ 「VOICE de GO!」再放送がない場合に放送する。
- ^ 1日先行
- ^ 不定期で全国ネットまたは一部地域ネットでの特番やスポーツ中継で14 - 15時枠で放送する日は放送時間を変更する場合があり、稀に日曜に編成の都合で放送不可能の場合は土曜に振替放送または休止のどちらかとなる。
- ^ 毎年3月春分の日に自社制作の中四国(中国放送・山陰放送・テレビ山口・あいテレビ・テレビ高知との6局)ブロックネット番組(2022年は3月21日、13:55 - 14:49の『発掘!愛しのエジソン ワット驚く大発明!』)を放送する場合は各局とも臨時非ネットとする(14:49からは各局別に独自編成)。
- ^ 30分間の番組を10分間に再編集したバージョンを放送。
出典
- ^ a b c 会社概要・沿革 - RSK山陽放送/岡山・香川
- ^ a b テレビ中継局一覧 - RSK山陽放送/岡山・香川
- ^ RSK山陽放送岡山デジタルテレビジョン放送局・無線局免許状 - 総務省
- ^ 山陽放送・テレビせとうち・西日本放送岡山デジタルテレビ送信所 - Google マップ
- ^ テレビ週間番組表 - RSK山陽放送/岡山・香川
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