麻雀の反則行為
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/20 07:56 UTC 版)
チョンボについて
本記事では、罰符が適用される反則行為についてをチョンボと定義したが、さらに狭義と広義のチョンボがある。
狭義のチョンボ
元来は「間違った和了」の意味であり、和了の条件を満たしていないにもかかわらず和了を宣言したような場合(誤ロンあるいは誤ツモ)をチョンボと呼んだ。チョンボは、漢字では錯和、または、狆和、または冲和と表記される。
広義のチョンボ
罰符が適用される反則行為にとどまらず、麻雀における反則行為全般についてチョンボと呼ぶ場合がある。また、日常生活においても、不注意による失敗をチョンボと表現することがある。
脚注
参考文献
- 井出洋介監修『平成版 麻雀新報知ルール』報知新聞社、1997年。ISBN 9784831901187。
- 井出洋介監修『東大式 麻雀点数計算入門』池田書店、2007年。ISBN 9784262107325。
- 栗原安行『カラー版 麻雀教室 初歩から実戦まで』日東書院、1986年。ISBN 4528004364。
- 麻雀研究会「天地人」編『3日で覚える麻雀の点数計算』永岡書店、2007年。ISBN 9784522212400。
出典
- ^ a b 井出洋介監修『麻雀新報知ルール』(1997年) p91、大意。
- ^ a b c 井出洋介監修『東大式 麻雀点数計算入門』(2007年) p126。
- ^ 井出洋介監修『麻雀新報知ルール』(1997年) p102-p103、「チョンボの罰符3千点オール」という小題のもと、「1局の勝負が正常に行われなかったのですから、もう一度やり直すのが妥当でしょうが、そうすると親と子でもらう点数が違うのはおかしい」(原文ママ)と説明されている。
- ^ 井出洋介監修『麻雀新報知ルール』(1997年) p94。
- ^ a b 井出洋介監修『麻雀新報知ルール』(1997年) p96。
- ^ a b “最高位戦日本プロ麻雀協会 競技規定(2023年1月4日改定)” (PDF). 最高位戦日本プロ麻雀協会 (2023年1月26日). 2022年6月11日閲覧。
- ^ “麻将連合公式ルール” (PDF). 麻将連合-μ- (2021年10月11日). 2023年6月11日閲覧。
- ^ “ルール”. RMU. 2023年6月11日閲覧。
- ^ “日本プロ麻雀協会公式ルール - 日本プロ麻雀協会”. 日本プロ麻雀協会. 2023年10月31日閲覧。
- ^ “チャンピオンロード公式ルール”. 日本プロ麻雀協会. 2024年5月20日閲覧。
- ^ 井出洋介監修『麻雀新報知ルール』(1997年) p92-p95、「ゲーム続行が可能な状態ならできるだけチョンボを取らないほうがよい」「これまでは誤ロン誤ツモは発声だけでチョンボとなったが、新報知ルールでは、発声だけで手牌を倒していない場合は、チョンボではなくアガリ放棄とする」(大意)との記述がある。
- ^ 栗原安行『カラー版 麻雀教室』(1986年) p52、「ゲームが続行できる場合はチョンボを免れる場合もあります」とある。(大意)
- ^ 栗原安行『カラー版 麻雀教室』(1986年) p51。
- ^ 井出洋介監修『麻雀新報知ルール』(1997年) p92。
- ^ a b 井出洋介監修『麻雀新報知ルール』(1997年) p138。
- ^ 麻雀研究会「天地人」編『3日で覚える麻雀の点数計算』(2007年) p149、「多牌はアガリのチャンスが高くなるため悪質とみなされ即チョンボとなる」(原文ママ)とされている。
- ^ 井出洋介監修『麻雀新報知ルール』(1997年) p94-p95、「先ヅモ、のぞき見はルール違反」との小題にアガリ放棄についての各規定が列挙されており、「先ヅモは一般的にはマナーの問題とされているが、新報知ルールではルールに取り入れ、罰則規定を設けた」(大意)との記述がある。
関連項目
- 1 麻雀の反則行為とは
- 2 麻雀の反則行為の概要
- 3 チョンボについて
- 麻雀の反則行為のページへのリンク