魔法使いサリー
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サリーのデザインの相違
初代アニメ版では、サリーたちの足が円柱に近く、足首が細くないなど、凹凸のほとんど見られないデザインとなっている。こうしたデザインは当時の漫画などではごく普通に見られた表現だった。
転じて、くびれのない細い足のことを「サリーちゃん」「サリーちゃん足」と呼ぶ[22]。
なお、2代目アニメ版では「サリーちゃん足」ではなくなった。
放送終了後の掲載
- 1989年版魔法使いサリーのアニメが1991年(平成3年)に終了した後も1994年(平成6年)まで、幼児向け雑誌『めばえ』『幼稚園』『学習幼稚園』(すべて小学館刊)で継続して連載された。
- 1996年(平成8年) - 1997年(平成9年)に同誌や学習雑誌である『小学一年生』(小学館刊)で魔法使いサリーが連載された(絵柄は1989年版)。
- 1997年(平成9年)、『キューティーハニーF』と交代する形で連載終了。
欠番情報
BS朝日で2007年(平成19年)10月から2008年(平成20年)9月まで1966年(昭和41年)版を再放送していた。ただしBS朝日では、モノクロ版第1話 - 第3話を放送し、その後はカラー版の第18話からの放送となっている。東映チャンネル放送時に欠番となった第20話、第66話、第71話はBS朝日でも放送されなかった。BS朝日での放送は第73話で終了している。ただし、2006年(平成18年)に発売されたDVDでは全109話が完全収録されている。
ミュージカル
2008年5月3日 - 5月11日まで博品館劇場にて『ファミリーミュージカル 魔法使いサリー』が公演された。主催はフジテレビジョン、TKO。
キャスト
- 夢野 サリー - 田村花恋 / 増山加弥乃
- チェリー - 野本ほたる / 今泉舞
- カブ - 安藤小夏 / 石井日菜
- 花村 よし子 - 宮治舞 / 斉藤瑛梨寿
- 春日野 すみれ - 石川楓子 / 平田梢子
- 立花 あおい - 上之薗花奈 / 後藤夢乃
- 香月 弥生 - 飯沼ひかる / 鈴木美穂
- 星野 まき - 橋本彩花 / 安藤さくら
- 西森 歩美 - 飯嶋あやめ / 乗本萌
- 桜井 ほのか - 伊東楓恋 / 栗山りさ
- 帝王(パパ) - 桝川譲治
- 魔術団団長 - 安藤一人
- シーマ(ママ) - 相原愛
- 魔術師ジョー - 白川侑二朗
- 山部先生 - 星芝克彦
- フィニィ3世 / 泥棒 - まいける
- 魔界の住人エルマ - 春衣
- 魔界の住人ジータ - 前田織里奈
- 魔界の住人レジス - 岡崎桂子
- 魔界の住人ピクシー - 山越千歌
- 魔界の住人タルフェ - 富沢恵莉
- 世界大魔術団団員 - プリマベーラ
スタッフ
- 原作 - 横山光輝
- ゼネラルプロデューサー - 小谷勉
- プロデューサー - 円谷粲、谷口誠治
- 演出 - 桝川譲治
- 脚本・作詞 - 長田育恵
- 作曲 - まついえつこ
- 振付 - 羽永共子、かとうゆみこ
- イリュージョン指導 - 花田圭介
注釈
- ^ 後述関連項目のジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日サニー・ザ・マジシャンは
- ^ 日本教育テレビ(NET)初のカラー番組でもあった。なおモノクロ最後の17話の後に放送された「次回予告」はカラーで行い、最後にサリーが次回から番組がカラーになることをコメントした。
- ^ なお2006年11月 - 2007年6月に同局の「アンコールアワー」で再放送された際も、次番組が『超電磁マシーン ボルテスV』であるにもかかわらず、この予告は放送された。
- ^ 第11話。
- ^ この特徴的な髪形は放送当時のことを知らない世代にも『「サリーちゃんのパパ」の髪型』と形容されることが多い。
- ^ ポロン初出回である第77話エンディングで「杉山佳寿子」とクレジットされているが、これは誤記である。
- ^ エンドロールでは「能沢雅子」と誤記された回がある。
- ^ 単に「魔法使いサリー」と表記されることもある。
- ^ 単に「パパパのチョイナ」と表記されることもある。
- ^ 東映アニメ作品は『宇宙パトロールホッパ』以来、原則としてOPでは歌詞テロップを添えていた。この時期に歌詞テロップが存在しないのは本作の他は『レインボー戦隊ロビン』(2期とも)だけだった。
- ^ クレジットでは「妻」と表記
- ^ クレジットでは「八奈見乘二」と誤記
- ^ 本放送当時は米国の統治下。
- ^ 本放送当時はフジテレビを中心にTBS・日本教育テレビ(NET)・日本テレビ各系列とNHKの番組を混合編成した独立局だった。
- ^ 第1作ではよし子とすみれの他、三つ子と健も別れを見送っていたが、第2作ではよし子とすみれしか登場せず、またサリーが乗った馬車には第1作では乗っていたカブが乗っていない。
- ^ 朝日放送では、第1作(関西地区では毎日放送にネット)の再放送もネットチェンジ後に行ったことがある。
- ^ テレビ朝日系列で、春秋改編期などで、月曜日19時から長時間のスペシャルが放送され、本番組が休止される時は、過去の作品の再放送を行った(1991年4月1日(月)付け「東奥日報」朝刊の青森放送・北海道テレビ両局番組表から)。
- ^ 途中で放送を打ち切っている。
- ^ 第66話をもって放送を打ち切り。その後、秋田朝日放送にて再放送扱いで全話放送された。
- ^ 開始当初は日曜10:00 - 10:30に放送されていたが、途中で日曜6:05 - 6:35に変更された。
- ^ 1993年9月までの社名は静岡県民放送(通称:静岡けんみんテレビ)で、同年10月に現社名に変更された。
- ^ 日曜10:30 - 11:00に放送されていた。
- ^ スペシャルのみの放送だった。
出典
- ^ WEBアニメスタイル TOPICS
- ^ 2011年7月31日放送のダウンタウンのガキの使いやあらへんで!でもこの内容を話していた。
- ^ 雪室俊一『テクマクマヤコン ぼくのアニメ青春録』バジリコ、2005年。
- ^ 大下英治『日本(ジャパニーズ)ヒーローは世界を制す』角川書店、1995年、70頁。ISBN 4048834169
- ^ 『魔女っ子大全集 東映動画篇』バンダイ、1993年、P.38、P.41頁。
- ^ 『魔女っ子大全集 東映動画篇』バンダイ、1993年、P.45頁。
- ^ 『北海道新聞』(マイクロフィルム版) 1968年(昭和43年)10月 テレビ欄
- ^ a b 『河北新報』1969年1月1日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1967年3月1日 - 1969年3月5日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1967年11月7日 - 1968年12月31日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1968年3月2日 - 1969年2月22日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1967年3月20日 - 1968年9月2日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『富山新聞』 1968年2月7日付テレビ欄より。
- ^ 『北日本新聞』1969年10月1日付朝刊テレビ欄より。
- ^ 『北日本新聞』 1968年4月2日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 魔女っ子大全集。<東映動画篇>
- ^ 『読売新聞 縮刷版』読売新聞社、1989年1月1日。 1月1日のテレビ欄より
- ^ 『読売新聞 縮刷版』読売新聞社、1990年12月24日。 ラジオ・テレビ欄より
- ^ 魔法使いサリー(1990) : 作品情報 - 映画.com
- ^ 相武紗季がキュートな魔法使い「魔法使いサキー」に大変身、RBB Today、2009年11月19日。
- ^ 「魔法使いサキー」が「ひとりひとりにいちばん」を教えてくれる!?、OCN、2009年11月20日。
- ^ 米川明彦『現代若者ことば考』丸善(丸善ライブラリー)、1996年、158頁。ISBN 4-621-05210-1。
- ^ オウム裁判対策協議会/サリン事件の詳細な実態、および事件の謎/サリン事件にまつわる各種資料/1996年2月7日 冒頭陳述(土谷正美)
- ^ NHK朝ドラ「なつぞら」主人公が描くアニメの原作は何だ?(日刊ゲンダイ)
固有名詞の分類
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