雀魂 -じゃんたま- 雀魂 -じゃんたま-の概要

雀魂 -じゃんたま-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/23 23:40 UTC 版)

雀魂 -じゃんたま-
ジャンル 麻雀
ゲーム
ゲームジャンル テーブルゲーム
対応機種 ブラウザ、AndroidiOS
開発元 Cat Food Studio
発売元 Cat Food Studio
Yostar
発売日 2018年
2019年4月25日
アニメ:じゃんたま PONG☆
原作 CATFOOD STUDIO
監督 森井ケンシロウ
シリーズ構成 森井ケンシロウ
脚本 森井ケンシロウ
キャラクターデザイン 衣谷ソーシ
音楽 森慎太郎
アニメーション制作 SCOOTER FILMS
製作 Yostar
放送局 毎日放送TBS系列ほか
放送期間 2022年4月2日 - 6月18日
話数 全12話
テンプレート - ノート
プロジェクト ゲームアニメ
ポータル ゲームアニメ
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概要

2018年に中国でサービス開始[4]、日本では2019年4月25日にウェブブラウザ版のサービスを開始した[5]オンライン対戦麻雀ゲーム。基本プレイ無料で、プレイヤーのアバターとなるキャラクター(雀士)やアクセサリ[注 1]ガチャ(祈願)などから入手できるアイテム課金制。中国開発の麻雀ゲームであるが、ルールは中国麻雀ではなく日本式のリーチ麻雀を採用している[注 2]。キャラクターを対局でアバターに用いたり、贈り物アイテムを使用したりすることでそのキャラクターの絆ポイントが上昇し、追加ボイスや追加グラフィックが解禁される育成ゲーム的要素も存在する。

対局においては、プレイヤー補助のためのアシスト機能(手持ちのドラ牌が光り、聴牌時には捨て牌選択の際に待ち牌の種類と、残り枚数が表示される)が実装されている[注 3]。サービス開始当初から、Vtuberを活用したプロモーションを積極的に展開することで、麻雀に馴染みのない低年齢層などの取り込みを行っている[4]

そのほか、日本の競技麻雀プロ団体・RMU2021年に開始させたタイトル戦「闘魂杯」では本ゲームが採用され、すべての対局がオンラインで行われている[6]

ゲームモード

四人麻雀三人麻雀とも、下記の3ゲームモードを常設でプレイ可能。常設ゲームモード以外に、期間限定イベントとして特殊ルールによる対局が行われる場合がある。

段位戦

ランダムマッチングにより対局を行い、段位昇格を目指す基本的なゲームモード。

段位
プレイヤーの段位を表す称号。初心 ⇒ 雀士 ⇒ 雀傑 ⇒ 雀豪 ⇒ 雀聖 ⇒ 魂天 の順に昇格。魂天以外の段位はさらに内部で3階級、魂天は20階級に分けられ、四人麻雀と三人麻雀の段位は別となる(1プレイヤーが必ず四麻と三麻の2種類の段位を持つ)。対局結果によって段位ポイントが増減し、一定ポイントに達すれば次の階級に昇格し、逆にポイントが尽き、0を割ってマイナスになると1階級降格する。ただし、初心1 - 3・雀士1の間は、ポイントが0を割っても下の階級に降格することはない。
部屋
段位・ルール別にマッチングを行うハウス。段位によって入場制限があり、の間(初心・雀士)⇒ の間(雀士・雀傑)⇒ の間(雀傑・雀豪)⇒ の間(雀豪・雀聖)⇒ 王座の間(雀聖・魂天)の順に昇格。それぞれの部屋で「四人東」(東風戦)「四人南」(半荘戦)「三人東」「三人南」から参加ルールを選択するとマッチングが開始される。
  • 初心者用の銅の間はノーレート・場代なし。銀の間以上の部屋では、部屋階級とルールに応じた一定量のコイン(ゲーム内通貨)を所持していないと対局に参加できず、対局開始時に場代の徴収、対局終了時に結果によるコインの授受が行われる。所持コインが一定金額を下回った場合、1日1回「復活コイン」として段位に応じた金額を受け取ることが可能。
  • 本作はYouTubeTwitchニコニコ生放送などの外部ライブ配信サービスを用いて対局を公開することを認めているが、最高ランク部屋の王座の間ではゴースティング[注 4]などの不正行為防止のために生配信を認めず、5分以上の遅延を入れて配信することを定めている[7]

大会戦

「大会ロビー」と「交流の間」、「修羅の戦」、特殊ルールの「赤血の戦」に分けられる。

大会ロビー
プレイヤーが企画・レギュレーション設定を行った大会が開催されており、それに参加ができるロビー。大会の開催申し込みはゲーム内からではなく、公式サイトから行う必要がある[8]。1プレイヤーは7日に1回しか大会開催はできず、また開催費用として60輝石(課金によって購入できる、ゲーム内通貨のひとつ)が必要となる。大会での対局結果による段位の昇降やコインのやり取りは発生しない。
交流の間
ランダムマッチングによるフリー対戦モード。段位戦同様に「四人東」「四人南」「三人東」「三人南」のルールが選択できるが、誰でも参加可能で段位の昇降は発生しない。

友人戦

友人対戦モード。卓の作成・参加とも無料で、段位昇降やコインの授受はない。四人麻雀・三人麻雀、東風・半荘の選択の他、持ち点や持ち時間などのレギュレーション設定も可能。卓の作成者に5桁の数字で部屋番号が与えられ、それを共有することで特定の友人やコミュニティ内での対局が行われる。コンピュータプレイヤーを1~3名対局に加えることも可能。


  1. ^ 麻雀牌・マット・立直棒の色や形状を変更したり、立直や和了時に光や音などの演出を追加するものである。
  2. ^ 日本国内でのプレイ環境は標準で日本語化されているが、断么九混全帯么九純全帯么九の「么」の字は中国語式に「幺」の字を用いている(zh:断幺九zh:混全带幺九zh:纯全带幺九)。
  3. ^ 友人戦や大会戦では卓作成者・主催者の任意でアシストを切ることが可能。また、段位戦でも最高位ルームの「王座の間」ではアシストが働かない。
  4. ^ 他人のゲーム画面を見ながら対戦プレイに参加することで本来知り得ない情報を入手し、対戦を有利に進めようとする行為である。


「雀魂 -じゃんたま-」の続きの解説一覧

雀魂

(雀魂 -じゃんたま- から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/27 06:28 UTC 版)

雀魂』(じゃんたま、簡体字中国語: 雀魂麻将英語: Mahjong Soul[1])は、中華人民共和国のキャットフードスタジオ(簡体字中国語: 猫粮工作室英語: Cat Food Studio)より開発・配信されているオンライン対戦麻雀ゲーム。日本での運営はYostarが行っている。ブラウザ版、Android版、iOS版があり[2][3]、日本式麻雀(リーチ麻雀)のルールで、四人麻雀三人麻雀のプレイを提供している。


  1. ^ 麻雀牌・マット・立直棒の色や形状を変更したり、立直や和了時に光や音などの演出を追加するものである。
  2. ^ 日本国内でのプレイ環境は標準で日本語化されているが、断么九混全帯么九純全帯么九の「么」の字は中国語式に「幺」の字を用いている(zh:断幺九zh:混全带幺九zh:纯全带幺九)。
  3. ^ 友人戦や大会戦では卓作成者・主催者の任意でアシストを切ることが可能。また、段位戦でも最高位ルームの「王座の間」ではアシストが働かない。
  4. ^ 他人のゲーム画面を見ながら対戦プレイに参加することで本来知り得ない情報を入手し、対戦を有利に進めようとする行為である。





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