雀魂 -じゃんたま- ルール

雀魂 -じゃんたま-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/23 23:40 UTC 版)

ルール

四人麻雀・三人麻雀は段位戦のものを示す。大会戦や友人戦では一部ルールの任意変更が可能[9]

四人麻雀

  • 25,000点持ちの25,000点返しオカなし)。順位ウマは5-15。
  • 喰いタンあり、後付けあり(アリアリ)。
  • 喰い替え禁止。
  • 常に1翻縛り。
  • ノーテン親流れ、聴牌連荘。
  • 形式聴牌あり。
  • フリテン立直あり、カラテン立直あり。
  • ドラ・槓ドラ・槓裏ドラあり。槓ドラは暗槓の場合は即乗り、大明槓、加槓の場合は後乗り。赤ドラは五萬・五筒・五索に各1枚。
  • 途中流局九種九牌四風連打四槓散了四家立直の4種。
  • 二家和三家和(ダブロン・トリロン)あり。積み棒や供託は上家取り。和了者に親が含まれれば連荘。
  • 流局によって終局となった場合、供託はトップ取り。
  • 終局時に同点の場合、起親に近い方が上位。
  • 国士無双十三面待ち四暗刻単騎大四喜純正九連宝燈はダブル役満とし、フリテン状態でもダブル役満とする。また、役満の複合あり。
  • 国士無双のみ他家の暗槓による槍槓が成立する。
  • 責任払い(包)あり。大三元大四喜の確定に対し適用[10]。ツモであれば全額払い、ロンであれば放銃者と折半。大明槓からの嶺上開花についてはツモ和了扱いとし責任払いは適用しない。積み棒は包。
  • 30符4飜・60符3飜は満貫に切り上げない。親はロン和了11,600点・ツモ和了3,900点オール。子はロン和了7,700点・ツモ和了2,000点/3,900点。
  • 流し満貫あり。親が聴牌した場合は連荘。
  • 半荘戦の西入・東風戦の南入あり(終局時にトップが30,000点未満の場合)。その後はいずれかの対局者が30,000点に到達した時点で終了するサドンデス方式。西/南4局終了後、トップが30,000点未満であっても北入・西入せず終局となる。
  • ラス親がトップでかつ30,000点以上に達した場合のあがりやめ、聴牌やめあり。
  • 連風牌が雀頭の場合は4符とみなす。
  • 飛びあり。0点ちょうどは続行で、持ち点1,000点未満での立直不可。精算時はマイナスの持ち点も集計する。

三人麻雀

四人麻雀との相違点のみ挙げる。

  • 35,000点持ちの35,000点返し。順位ウマは1位と3位の間で15。
  • 二萬から八萬までを抜いた27種108枚で行う。萬子順子が作れないため、それが必須の役である三色同順はなし。一萬がドラ表示牌の場合、九萬がドラとなる。
  • チーは不可。
  • 北は抜きドラとする。
    • 各種ドラに北が含まれる場合、抜きドラと複合する。卓上に抜かずに手の内で使うことも可能だが、その場合抜きドラとしては計上されない。
    • 北は河に捨てても構わない。
    • 北を抜いた直後に引く嶺上牌でツモ和了した場合嶺上開花が付く。ただし北抜きはではないので槓ドラはめくられない。
    • 北抜きに対して他家はロン和了することができる。ただし加槓ではないので槍槓は付かない。
    • 1巡目に北抜きが行われた場合、以降は地和ダブル立直が成立しない。また立直後1巡以内に北抜きが行われた場合は一発が消失する。
  • 赤ドラは五筒・五索に各1枚。
  • 途中流局は九種九牌・四槓散了の2種のみ。三家立直は続行される。
  • ツモ和了時は北家分の支払いが無視され和了点が下がるツモ損方式[11]
  • 西入・南入の基準点は40,000点未満。
  • ラス親がトップでかつ40,000点以上に達した場合のあがりやめ、聴牌やめあり。

修羅の戦

期間限定イベントや「大会戦」にて不定期に開催される、本作独自の特殊ルール対局。基本ルールは四人麻雀東風戦だが、「配牌時に手牌から3枚不要牌を選出し、他家と交換する」「和了者が出ても局が終了せず、残りの対局者で続行し1局で最大3名まで和了できる」点が通常のルールと大きく異なる[12]。通常の四人麻雀ルールとの主な違いは以下の通り。

  • 配牌13枚からまず不要牌3枚を選出・交換する。
    • 全員の選出終了後、コンピュータがランダムに他家と3枚を交換する(どの対局者に渡ったかは視認できる)。
    • 配牌時に聴牌一向聴の状態でも3枚選ばなければならない。
    • 選んだ3枚は、捨て牌とはみなされずフリテン対象にならない。
  • 和了が発生しても局が終了しない(飛び発生や南入時のサドンデス成立時を除く)。
    • 和了手は他家に公開されずに伏せられたまま、コンピュータ計算でその場で点数授受が行われる。裏ドラも見えてはいないが、自動的に算入される。
    • 和了発生後は、和了者の下家の自摸から、残った対局者のみで局を続行する。同様の手順で、一局で最大3名まで和了ができる。
    • 3名が和了するか、荒牌平局後に初めて和了者の手が公開される。
  • 和了者は、その後その局の一切の点数授受に関与しない。
    • ツモ和了時、先にアガり抜け済の対局者の支払いは発生せず、ツモ損として扱われる。
    • 和了後に、他家のカンで新たにドラが乗るなど和了点上昇の要素が発生しても、追加の支払いは受けられない。
    • ノーテン罰符の授受は、荒牌平局時にアガり抜けしていなかった対局者の間のみで行われる。
  • 親の和了・聴牌に関係なく連荘なし。ただし、途中流局時にはその局をやり直す。その場合も、途中流局以前に成立した和了の清算は巻き戻されない。積み棒も発生しない[12]
  • 責任払いなし。

ローカル役

本作は以下のローカル役を実装している。ただし段位戦では採用されず、友人戦などにおいて卓作成時のルール変更によって導入することができる。ローカル役ありの限定イベントが開催されたこともある[13]


  1. ^ 麻雀牌・マット・立直棒の色や形状を変更したり、立直や和了時に光や音などの演出を追加するものである。
  2. ^ 日本国内でのプレイ環境は標準で日本語化されているが、断么九混全帯么九純全帯么九の「么」の字は中国語式に「幺」の字を用いている(zh:断幺九zh:混全带幺九zh:纯全带幺九)。
  3. ^ 友人戦や大会戦では卓作成者・主催者の任意でアシストを切ることが可能。また、段位戦でも最高位ルームの「王座の間」ではアシストが働かない。
  4. ^ 他人のゲーム画面を見ながら対戦プレイに参加することで本来知り得ない情報を入手し、対戦を有利に進めようとする行為である。



雀魂

(雀魂 -じゃんたま- から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/18 08:48 UTC 版)

ルール

四人麻雀・三人麻雀は段位戦のものを示す。大会戦や友人戦では一部ルールの任意変更が可能[9]

四人麻雀

  • 25,000点持ちの25,000点返しオカなし)。順位ウマは5-15。
  • 喰いタンあり、後付けあり(アリアリ)。
  • 喰い替え禁止。
  • 常に1翻縛り。
  • ノーテン親流れ、聴牌連荘。
  • 形式聴牌あり。
  • フリテン立直あり、カラテン立直あり。
  • ドラ・槓ドラ・槓裏ドラあり。槓ドラは暗槓の場合は即乗り、大明槓、加槓の場合は後乗り。赤ドラは五萬・五筒・五索に各1枚。
  • 途中流局九種九牌四風連打四槓散了四家立直の4種。
  • 二家和三家和(ダブロン・トリロン)あり。積み棒や供託は上家取り。和了者に親が含まれれば連荘。
  • 流局によって終局となった場合、供託はトップ取り。
  • 終局時に同点の場合、起家に近い方が上位。
  • 国士無双十三面待ち四暗刻単騎大四喜純正九連宝燈はダブル役満とし、フリテン状態でもダブル役満とする。また、役満の複合あり。
  • 国士無双のみ他家の暗槓による槍槓が成立する。
  • 責任払い(包)あり。大三元大四喜の確定に対し適用[10]。ツモであれば全額払い、ロンであれば放銃者と折半。大明槓からの嶺上開花についてはツモ和了扱いとし責任払いは適用しない。積み棒は包。
  • 30符4飜・60符3飜は満貫に切り上げない。親はロン和了11,600点・ツモ和了3,900点オール。子はロン和了7,700点・ツモ和了2,000点/3,900点。
  • 流し満貫あり。親が聴牌した場合は連荘。
  • 半荘戦の西入・東風戦の南入あり(終局時にトップが30,000点未満の場合)。その後はいずれかの対局者が30,000点に到達した時点で終了するサドンデス方式。西/南4局終了後、トップが30,000点未満であっても北入・西入せず終局となる。
  • ラス親がトップでかつ30,000点以上に達した場合のあがりやめ、聴牌やめあり。
  • 連風牌が雀頭の場合は4符とみなす。
  • 飛びあり。0点ちょうどは続行で、持ち点1,000点未満での立直不可。精算時はマイナスの持ち点も集計する。

三人麻雀

四人麻雀との相違点のみ挙げる。

  • 35,000点持ちの35,000点返し。順位ウマは1位と3位の間で15。
  • 二萬から八萬までを抜いた27種108枚で行う。萬子順子が作れないため、それが必須の役である三色同順はなし。一萬がドラ表示牌の場合、九萬がドラとなる。
  • チーは不可。
  • 北は抜きドラとする。
    • 各種ドラに北が含まれる場合、抜きドラと複合する。卓上に抜かずに手の内で使うことも可能だが、その場合抜きドラとしては計上されない。
    • 北は河に捨てても構わない。
    • 北を抜いた直後に引く嶺上牌でツモ和了した場合嶺上開花が付く。ただし北抜きはではないので槓ドラはめくられない。
    • 北抜きに対して他家はロン和了することができる。ただし加槓ではないので搶槓は付かない。
    • 1巡目に北抜きが行われた場合、以降は地和ダブル立直が成立しない。また立直後1巡以内に北抜きが行われた場合は一発が消失する。
  • 赤ドラは五筒・五索に各1枚。
  • 途中流局は九種九牌・四槓散了の2種のみ。三家立直は続行される。
  • ツモ和了時は北家分の支払いが無視され和了点が下がるツモ損方式[11]
  • 西入・南入の基準点は40,000点未満。
  • ラス親がトップでかつ40,000点以上に達した場合のあがりやめ、聴牌やめあり。

修羅の戦

期間限定イベントや「大会戦」にて不定期に開催される、本作独自の特殊ルール対局。基本ルールは四人麻雀東風戦だが、「配牌時に手牌から3枚不要牌を選出し、他家と交換する」「和了者が出ても局が終了せず、残りの対局者で続行し1局で最大3名まで和了できる」点が通常のルールと大きく異なる[12]。通常の四人麻雀ルールとの主な違いは以下の通り。

  • 配牌13枚からまず不要牌3枚を選出・交換する。
    • 全員の選出終了後、コンピュータがランダムに他家と3枚を交換する(どの対局者に渡ったかは視認できる)。
    • 配牌時に聴牌一向聴の状態でも3枚選ばなければならない。
    • 選んだ3枚は、捨て牌とはみなされずフリテン対象にならない。
  • 和了が発生しても局が終了しない(飛び発生や南入時のサドンデス成立時を除く)。
    • 和了手は他家に公開されずに伏せられたまま、コンピュータ計算でその場で点数授受が行われる。裏ドラも見えてはいないが、自動的に算入される。
    • 和了発生後は、和了者の下家の自摸から、残った対局者のみで局を続行する。同様の手順で、一局で最大3名まで和了ができる。
    • 3名が和了するか、荒牌平局後に初めて和了者の手が公開される。
  • 和了者は、その後その局の一切の点数授受に関与しない。
    • ツモ和了時、先にアガり抜け済の対局者の支払いは発生せず、ツモ損として扱われる。
    • 和了後に、他家のカンで新たにドラが乗るなど和了点上昇の要素が発生しても、追加の支払いは受けられない。
    • ノーテン罰符の授受は、荒牌平局時にアガり抜けしていなかった対局者の間のみで行われる。
  • 親の和了・聴牌に関係なく連荘なし。ただし、途中流局時にはその局をやり直す。その場合も、途中流局以前に成立した和了の清算は巻き戻されない。積み棒も発生しない[12]
  • 責任払いなし。

ローカル役

本作は以下のローカル役を実装している。ただし段位戦では採用されず、友人戦などにおいて卓作成時のルール変更によって導入することができる。ローカル役ありの限定イベントが開催されたこともある[13]


  1. ^ 麻雀牌・マット・立直棒の色や形状を変更したり、立直や和了時に光や音などの演出を追加するものである。
  2. ^ 日本国内でのプレイ環境は標準で日本語化されているが、断么九混全帯么九純全帯么九の「么」の字は中国語式に「幺」の字を用いている(zh:断幺九zh:混全带幺九zh:纯全带幺九)。
  3. ^ 友人戦や大会戦では卓作成者・主催者の任意でアシストを切ることが可能。また、段位戦でも最高位ルームの「王座の間」ではアシストが働かない。
  4. ^ 他人のゲーム画面を見ながら対戦プレイに参加することで本来知り得ない情報を入手し、対戦を有利に進めようとする行為である。





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