鈴木正幸 (野球) 鈴木正幸 (野球)の概要

鈴木正幸 (野球)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 10:04 UTC 版)

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鈴木 正幸
基本情報
国籍 日本
出身地 岩手県九戸郡野田村
生年月日 (1957-04-16) 1957年4月16日(64歳)
身長
体重
180 cm
85 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1980年 ドラフト外
初出場 1982年5月2日
最終出場 1986年9月27日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

来歴・人物

私立龍澤高校から、社会人野球札幌トヨペットに入団。1980年都市対抗野球にチームとして初出場。樋口博美(王子製紙苫小牧から補強)らの好投もあり決勝に進出。大昭和製紙との決勝ではリリーフとして起用されるが、佐々木正行に本塁打を浴びるなど攻略され、準優勝に終わった。

1980年オフに、ドラフト外ヤクルトスワローズに入団。

1982年には5月から先発として起用され2勝を挙げる。1安打完投を2回も記録するほど好調だった(内訳は1勝1敗)。6月18日の対大洋戦では、2回に屋鋪要の犠飛で1点を失うも8回2死まで無安打投球だったが、投手の野村収に唯一の安打を打たれ、味方打線はその野村に1安打完封を喫したため、両軍1安打ながら負け投手になった[1]。その後は一時低迷するが、1985年には主に中継ぎで34試合に登板、主力投手では最も低い防御率2.60の好成績を残す。翌1986年も中継ぎとして起用されるが、1987年には登板機会がなく、同年限りで現役を引退。

引退後は、打撃投手に転向した[1]

大矢明彦によれば「ストレートもスライダー回転する」というクセ球投手であった。また、ナックルも投げていた。

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
1982 ヤクルト 25 15 4 1 0 2 8 0 -- .200 410 98.2 85 11 36 0 1 56 2 0 40 38 3.45 1.23
1983 5 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 38 8.1 8 2 8 1 0 4 1 0 6 6 6.48 1.92
1984 9 0 0 0 0 1 0 0 -- 1.000 77 18.0 14 3 12 2 0 10 0 0 10 9 4.50 1.44
1985 34 1 0 0 0 0 1 0 -- .000 176 45.0 39 3 17 3 0 16 0 0 15 13 2.60 1.24
1986 15 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 84 17.1 25 2 9 0 1 13 1 0 12 11 5.71 1.96
通算:5年 88 16 4 1 0 3 9 0 -- .250 785 187.1 171 21 82 6 2 99 4 0 83 77 3.70 1.35

記録

背番号

  • 25 (1981年 - 1987年)
  • 93 (1988年 - 1991年)

  1. ^ a b 【6月18日】1982年(昭57) 史上初の両軍1安打 笑ったドラ1 泣いたドラフト外”. SPORTS NIPPON NEWSPAPERS. 2011年10月29日閲覧。


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