超獣戦隊ライブマン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/16 00:57 UTC 版)
あらすじ
世界中の若き天才が集まる科学者育成学校科学アカデミア。世界各国にいくつかの系列校が存在し、同じ年頃の青年たちが人類平和のため日々発明と研究にいそしんでいた。その中の一つ、スペースアカデミア号作成に向け熱気覚めやらない日本に近い分校の一つでは、課題である船外活動強化用スーツの開発を行っていた。
天宮勇介、大原丈、岬めぐみ、矢野卓二、相川麻理。スペースアカデミアのパイロットを夢見る仲のいい5人はその夜も実験を遅くまで行っていたが、同じ学友の月形剣史、仙田ルイ、尾村豪の3人が謎の宇宙船に乗り込もうとするのを目撃する。不吉なものを感じた勇介は引き止めようとするが、剣史は彼らにレーザー銃を向け、卓二と麻理は3人を助けるために盾となり凶弾の前に倒れてしまう。そして剣史たちは宇宙船に乗ってどこへともなく姿を消した。
それから2年後、悲願だったスペースアカデミア号の打ち上げの日。選ばれし天才だけで人類支配を企む大教授ビアス率いる武装頭脳軍ボルトが攻撃をかけてきた。スペースアカデミア号は大破、科学アカデミアも全滅してしまった。辛くも生き残った勇介・丈・めぐみらが見たものは、ボルトの手によって悪魔と化した剣史たち3人の姿だった。
だが勇介たちも親友・卓二、麻理の仇を討たんと、2年間アカデミアの校長だった星博士の支援のもと、実験していた宇宙空間活動用スーツを元にした強化スーツと3台のメカを製作していた。超獣戦隊ライブマンとなった彼らは地球の「生きとし生けるものたち」を守るために、そしてかつての友の暴挙を食い止めるために戦うのだった。
登場人物
超獣戦隊ライブマン
ケンプこと月形たちがボルトに身を投じた日から勇介たちが2年かけて準備して結成したスーパー戦隊。当初は勇介・丈・めぐみの3人編成であったが、中盤より鉄也・純一の2人が加わり5人編成となる。
個々の名乗り→全員で戦隊名の名乗りがスーパー戦隊シリーズの主なパターンだが、ライブマンが5人全員そろってこのパターンでの名乗りを行ったのは、5人が初めて揃った第30話のみであった[注釈 5]。
天宮 勇介 ()- ライブマンのリーダー格[20]。21歳[20][21]。夢のために戦う戦士。人類の平和のために宇宙開発を学ぶべく、科学アカデミアに、ビリから2番目で入学した[20]。
- 正義感と勇気は人一倍。スポーツ万能で、剣の達人。サッカーに関しては小学校のころからオーバーヘッドキックの練習を続けており、第24話で体得した。当初は無神経な面も見られたが、徐々に成長し、ライブマンが5人になったころには真のリーダーらしくなっていった[20]。白いオープンカー(RX-7 ガブリオレ[22])でパトロールすることも多い[20]。ロック系の音楽をよく聴く[21]。
- エレキヅノーによって電気人間にされ、民間人に迫害されてしまい自信を無くしたこともあるが、他のメンバーの支えで再び立ち上がり元に戻った[ep 1]。
- 剣史とは学生時代は共に夢を語り合い、ルイには入学当初に一目惚れしたことから彼女にラブレターを送るも完膚なきまでに振られたという過去もある[ep 2]。しかし、アカデミア時代の一番の親友だった卓二と麻理を殺されたことで、ボルトに入った彼らに怒りを剥き出しにすることも多く、倒れたケンプを絞殺しかけた[ep 3]。
- 従来の主人公格と異なり、失敗もする落ちこぼれとして設定されており、本作品のテーマである青春を象徴しているとされる[4]。鉄矢と純一の登場以降は発展途上の戦士というキャラクター性は両者に委ねられ、勇介はリーダーとしての面が強調されていった[4]。
- レッドファルコン
- 天宮勇介が変身するハヤブサの能力と戦力を持つ戦士[20][21]。
- 剣技、射撃、空中からの急降下攻撃などを得意とする[20]。
- Vシネマ『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』
- 剣の戦士および赤き戦士代表として登場。墓参りに行ったところ、ガオレンジャーとオルグの戦いに巻き込まれ、戦士の心を失った鷲尾岳(ガオイエロー)に自身のかつての戦いや剣の戦士の魂、死の恐怖を超える覚悟を説いた。勇介の初登場場面では、卓二・麻理と剣史・ルイの墓も登場している。ガオレンジャーの敵であるデュークオルグのヤバイバが彼らの墓を足蹴にしていたために勇介は激昂しているが、その墓はかつて敵として戦った親友・剣史の墓だった。終盤では歴代レッド戦士を呼び出して、赤き勇姿を説いた。
- 『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊』
- 変身後の姿で登場。ギルマーダにトドメを刺されそうになったジュウオウジャーとニンニンジャーを白い空間内に避難させ、そこで歴代レッドと共に姿を現し、2大戦隊を激励。ワイルドトウサイシュリケンキング誕生に導いた。
大原 丈 ()- 勇介とめぐみと共にライブマンを結成。初登場時は20歳で[23][21]、第34話からは21歳になる。1967年10月22日生まれ。勇気のために戦う戦士。科学アカデミア時代は勇介同様に劣等生で最下位争いをしていた。
- 一見気取り屋に見えるが、実際は実直で喜怒哀楽が激しい、少し短気な一本気の熱血漢[24][21]。後先考えずに突っ走ってしまうこともあるが「いつもそうやって切り抜けてきた」ことに自信を持っているため、止められても従うことは少ない。女性には滅法弱く[23][21]、声をよくかけているが、2003年の未来から来た少女ミクからは「リーゼントの優しいお兄さん」というイメージと恋心を抱かれた[ep 4]。運動神経が良く[25][23]、特技はスケートボードで、めぐみの自転車に捕まってパトロールやピザの宅配[21]をすることも。ライブマンが5人になってからはサブリーダーとなる。
- 豪とはアカデミア時代の親友であり、ボルト脱退後の豪との関わりも描かれた。
- イエローライオン
- 大原丈が変身するライオンの能力と戦力を持つ戦士[23][21]。
- スピードとパワーに優れ、陸上戦を得意とする[23][21]。
- 『海賊戦隊ゴーカイジャー』
- 第30話に登場。20数年経って落ち着いた雰囲気だが内面は今も変わらない熱い男。階段から落下したベビーカーを助けた際に偶然ジョーと知り合い、ザンギャックの誘拐現場に居合わせゴーミンたちを生身で蹴散らした。ジョーの依頼でザイエンの落としたバリゾーグの設計図を分析するために、再建された科学アカデミアの自分の研究室に案内した。バリゾーグのデータを調べ、「もう人間には戻せない」とジョーに告げるとともに、自分に起こった剣史たちとの過去の出来事をジョーに話し、自分の二の舞にならないようにとジョーを熱く激励し、ライブマンの大いなる力をゴーカイジャーに託した。
- 研究室の隅には愛用のスケートボードが置いてあり、それを見たジョーがライブマンだと気づいた。
岬 めぐみ ()- ライブマンの紅一点[26]。熊本県出身[注釈 6]の19歳[26]。愛のために戦う戦士。勇介と丈の劣等生コンビとは異なり、アカデミアでの成績はルイと争うほどだった。
- 冷静でしっかり者で、心優しい性格[26]。パトロール中に昼食に取ろうとしたビーフシチューをボルトの起こした事件で食べ損ねた時には自分で料理して振る舞う優しさもある。
- 戦う理由も当初の復讐からかけがえのない人々や命を守るためへと変わっていった。その優しさは仲間だけではなく、小さく幼い命や無機質な機械、果ては敵であるはずのボルトの首領少年王となったビアスにまで向けられた。ヒヒヅノーを圧倒した嵐にうっとりとしており、ワイルドな男が好みであるらしいが、直後に粗暴すぎる性格を知って愕然としている。それとは逆に軽薄な男を嫌う[21]。
- 父親の与一郎は「岬流弓術肥後ばってん流」[21]という弓術の達人で、中盤にて彼と再会した際、ボルトの起こした事件に巻き込まれたこともあった[ep 5]。
- 水泳、縄跳び[注釈 7]、スキューバダイビングが得意で、自転車ロードレースの選手でもある[26][21]。22話では水着姿を披露している。
- マゼンダこと仙田ルイとはライバルであり、マゼンダが開発した香水・ラブトワレを悪用し男女の愛を弄んだマゼンダに怒り、勇介と丈を一時的に操られながらも逆襲に成功した[ep 7]。
矢野 鉄也 ()- 第28話より登場。純一と共に加入した新たな戦士。かつて勇介たちをかばって剣史(ケンプ)に殺された卓二の弟で、3人兄弟の次男。19歳[28][21]。
- 兄の死後、国連のドロテ博士の下で、ライブマンをサポートする訓練を積んでいた[28][21]。勇介たちの前に初めて姿を現した際には、「バイソンの鉄」と名乗った[28]。
- 初登場時はやや短気のため[24]、かなり血の気が多い行動が目立ち[28][21]、復讐に囚われるあまり軽率で無鉄砲にギガボルトに突っ込んでいくような行動が目立ったが[注釈 8]、純一とともにその過ちを悔いて晴れて勇介たちに仲間と認められた。
- だが、困っている人を見かけると放っておけない優しさもあり、33話では村の友達が引っ越してひとりぼっちになった少年・カズオの「ロボットの友達が欲しい」という願いを叶えるためにロボットを仲間に作ろうと頼むが断られてしまい、やむなく自分が着ぐるみを着て友達ロボットになろうとしたことも。
- 特技はボクシング、メカの発明、化学分析[28][21]。
- 第42話ではギガブレインウェーブによってビアスに操られるが、精神力と4人の友情の説得により正気に戻った[ep 8][注釈 9]。
- 純一の兄貴分でもあり、彼からは「鉄ちゃん」と呼ばれる(アクセントは「てっちゃん」となる)[28]。
相川 純一 ()- 第29話より登場。鉄也と共に加入した新たな戦士。かつて勇介たちをかばって剣史(ケンプ)に殺された麻理の弟。18歳の高校生[29][21]。
- 都立南高校のラグビー部に所属し、フォワードを務めるほどの実力を持つが、ライブマンとして戦うために休学している[29]。鉄也と共に国連でトレーニングを積み、鉄也より遅れて[注釈 10]、実戦に参加した。
- 兄貴分である鉄也とは逆に温厚な性格で、鉄也をアテにしたがるおとなしく気弱な面[21]が目立つが、子供のころに大怪我を負いながらも人一倍リハビリを続けて完治するなど、努力家な一面も持ち合わせている[29]。また登場した当初は鉄也と共に若さゆえの無鉄砲さも目立っていたが、鉄也同様過ちを悔いたことでようやく勇介たちに仲間と認められた。ベガヅノーにベガベビーを寄生させられた一件では精神的に動揺するも、同時に命の尊さを悟る契機ともなった[ep 9]。
ライブマンの関係者
- コロン
- 星博士によって作られた、中国娘を思わせる姿の女性型のサポートロイドで、「ピンポーン!」が口癖。
- 博士亡き後は指揮官を務めており[注釈 11]、グラントータス内から指示を出している。ライブマンのお姉さん的な存在であり、普段は穏やかで優しい性格[注釈 12]だが、いざという時は仲間のために自ら命がけで戦場に赴いたり、ライブクーガーの運転やロボの操縦を行うこともある[注釈 13]。ボディはスーパーセラミック塗装の超合金製であり、目は300倍ズーム超望遠赤外線機構を備えている[ep 10]。内部にも高度なメカが内蔵されており[注釈 14]、部品が故障したバイソンライナーの制御を一時的に代行することもできたが、自身に跳ね返る負荷やダメージも相当なものとなる[ep 11]。ライブディメンションの起動フロッピーディスクを左胸の白い部分に入れており、取り外しが可能な頭のお団子はコンパクト型の分析装置になる[31]。
- 特技はムーンウォーク[31]で、オープニング映像でも披露している。
- ラフデザインの中には決定デザインのほかに、セーラー服のものもある[32]。
星博士 ()- 第1話・第2話に登場。科学アカデミアの最高責任者。月形たちがビアスの許へ向かった日、卓二と麻理が殺害された現場を目の当たりにし[注釈 15]、その後2年間かけて、秘密裏にコロンやグラントータスを製作するかたわら、ライブマンとなる3人を物心両面から支援した。
- 最初のアカデミア島襲撃の際、重傷を負いながらも3人と遭遇し、グラントータスの場所と3人が作ったマシンに合体システムを組み込んでおいたことを伝えた。その後再度アカデミア島が襲撃を受けた際、妊婦を救うため瓦礫の下敷きとなり死亡した[ep 12][注釈 16]。
- 博士の命を懸けた行動は、ライブマンに戦うことだけが全てではなく、地球上の様々な命を守る大切さこそ、平和と未来に繋がる力になることを改めて理解させることに繋がった。
矢野 卓二 ()- 科学アカデミア時代での勇介たちの一番の親友。1966年生まれ[ep 13]。鉄也と武志の兄で、3兄弟の長男。麻理ともども科学アカデミアの所有する人工衛星・スペースアカデミア号の乗員になる夢を叶えるべく、ライブスーツの原型となった宇宙空間活動用強化スーツの開発に取り組んでいた。ボルトの襲撃開始から遡ること2年前、ボルトUFOに乗り込む剣史たちを目撃した後、命を狙われた勇介たちを身を挺して麻理と共にかばい、死亡する[ep 14]。
- ライブスーツの他に、ライブクーガーとバイソンライナーの設計開発データを遺し、それは勇介たちにとって、地球をボルトから守る大きな戦力となった。
- 卓二と麻理の墓はアカデミア島の海が見える岬に作られており、劇中でも幾度となく登場したほか、後年のVシネマ『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』にも登場し、勇介が墓参りをしていた。
相川 麻理 ()- 同じくアカデミア時代の勇介たちと最も親しい女友達で、純一の姉。1967年生まれ[ep 13]。第1話で卓二と共に身を挺して勇介たちをかばい若い命を散らしてしまう[ep 14]。卓二ともども、作中ではその後も回想の場面で何度か姿を見せている。
- サイファイヤーの設計データを遺しており、2人の形見をそれぞれの弟たちが生みだしたが、それはライブマンが5人となる時でもあった。
- オープニングで剣史に光線銃で撃ち落される2匹の光る蝶は、彼女と卓二の比喩的演出である。
矢野 武志 ()- 第5話に登場。卓二と鉄也の弟で、3兄弟の末っ子(三男)。死亡した兄の卓二が残したライブクーガーの設計データを勇介たちに託した[ep 15]。
- ドロテ博士
- 第30話に登場。星博士の要請によりバイソンライナーとサイファイヤーを製作するチームで指揮を執った国連所属の女性研究員。フランス出身[33]。故障したバイソンライナーのAI回路を届けるためにグラントータスにやって来た。勇敢で正義感も強く、街を破壊するギガボルトに怒りを燃やしていた。
ライブマンの装備・戦力
共通装備
- ツインブレス[出典 6][注釈 17]
- ライブマンの5人が両腕に装備している変身用のブレスレット[注釈 18]。右腕用には各々のモチーフの動物のエンブレムが描かれており、左腕用は通信機にもなる[36]。変身時は右手を前に突き出して横拳から縦拳へと90度回転させ、「ライブマン」のかけ声[注釈 19]をかけながら胸の前にかざした左手の前に右手をセットするとスーツが転送される。変身シーンはワイヤーフレームで描かれているが[注釈 20]、追加メンバーとして登場したブラックバイソンとグリーンサイには、専用のワイヤーフレームは最後まで用意されなかった[注釈 21]。かけ声の直後に光の球の姿で飛び回り敵の背後などで変身が完了する場合もあり、これによって体勢を立て直すことも多かった。
- ライブスーツ[出典 7]
- ライブマンが装着する戦闘強化服[36]。物語開始から2年前に科学アカデミアで初期メンバーの3人と矢野卓二、相川麻理の5人が研究していた宇宙空間活動用スーツをベースとして、改造強化された。マスクは各戦士のモチーフとなっている動物の意匠が施されている。衝撃を吸収し、耐火・耐熱性に優れる[36]。また、スーツの胸部にも各戦士のモチーフの動物が描かれている。強化される前の実験段階に、卓二がピンクの燕、麻理が白黒ブチの犬のマークが胸についたスーツを試着したが[21]、剣史が放ったレーザーで貫かれてしまっている。
- ライブラスター[出典 8]
- ライブマンが標準装備する万能武器で、右腰のホルスターで携行する。通常時は熱光線銃[42]の銃モード[36]で、これまでの例に洩れず、剣モードに変形させることも出来る[注釈 24]。ホルスターから抜かずに撃つことも出来るほか、勇介が変身前の状態でブレスから出現させている[ep 16]。光線銃を複数で同時発射する場合、2人で撃つ際にはダブルライブラスター[35]、3人ならトリプルライブラスター[35]、4人以上ならただ単にライブラスターと呼ぶ。
個人武器・技
取り出す際は、ベルトのバックルから転送して使用する[注釈 25]。
- ファルコンソード[出典 9]
- レッドファルコン専用の両刃の剣。鍔の部分は隼を模している。鋼鉄や岩石を真っ二つに切り裂き、剣先から破壊光線を発射することが可能[20]。
- 剣にレッドファルコンの超獣エネルギー[43]を貯めて、刀身を発光させた状態から、必殺技のファルコンブレイク[22][20][注釈 26]を繰り出す。
- ケンヅノーの新合金ギガゾメタル製の剣に折られてしまい[ep 17]、それ以降は強化版のファルコンセイバーを使用するようになった。
- ファルコンセイバー[出典 10][注釈 27]
- ファルコンソードの強化版で3段階に伸縮する刀身を持った剣[20]。ファルコンソード同様に鍔の部分は隼を模しており、ファルコンブレイクも受け継いでいる。その切れ味は、硬度556ポイントのギガゾメタル剣に対抗できるほど。
- 柄部分にはナックルガードが追加されている。トリプルバズーカの後上部を形成。
- ライオンバズーカと新ドルフィンアロー同様に第22話から配備されたが、個人武器として使用されたのは次の第23話から。
- 『ガオレンジャーVSスーパー戦隊』では、鷲尾岳を鍛える際に変身前の勇介も使用。
- 『海賊戦隊ゴーカイジャー』30話では、レッドファルコンに豪快チェンジしたゴーカイレッドが使用し、ファルコンブレイクも披露した。
- ライオンパンチ[出典 11]
- イエローライオン専用の右手に装着するライオン型ガントレット[23]。パンチ力を増幅するほか、先端の鋭い牙で噛み付くような攻撃もできる[23]。「ライオンパンチ、アタック」の発声から放つこともある。
- 火炎のライオンパンチファイヤーを発することも出来る[ep 10][出典 12]。
- ライオンバズーカの登場に伴い、使用されなくなった。
- ライオンバズーカ[出典 13]
- イエローライオン専用のライオン型小型強力バズーカ砲[23]。強力な破壊エネルギー弾[45]に加え、冷凍用のフリージング弾も発射できる[ep 18][22]。
- トリプルバズーカの中核を形成。
- 『海賊戦隊ゴーカイジャー』30話では、イエローライオンに豪快チェンジしたゴーカイイエローが使用した。
- ジェットスケボー[22][23]
- 小型ジェット噴射装置搭載のスケートボード[23]。メイロヅノーの作り出す迷路に苦戦している丈のために勇介とめぐみが丈の得意なスケボーをヒントに共同で開発した。第10話から登場。
- 普通のスケボーの10倍のスピードを有し、アクロバティックな動きも可能。これで高速体当たりするスケボーアタック[22][41]という技がある。テストヅノー、ボーソーヅノーに使用。
- ドルフィンアロー[出典 14]
- ブルードルフィン専用の弓矢[26]。2頭のイルカが向き合った形状をしており、弓の握りの部分には、ライブマンのエンブレムが施されている。光の矢を放ち、一度に複数本の矢を放つことも可能。近接戦闘では打撃武器にもなる[26]。
- トリプルバズーカの開発に伴い、外見こそ同じだが強化が施された[22][26]。
- トリプルバズーカの銃口下部を形成。
- 『海賊戦隊ゴーカイジャー』30話では、ブルードルフィンに豪快チェンジしたゴーカイブルーが使用した。
- バイソンロッド[出典 15]
- ブラックバイソン専用のロッド型武器。2本の剣を繋ぎ合わせたような形状をしている[28]。ロッドの部分は、状況に応じて伸ばすこともできる。
- 得意技はロッドを光らせて破壊光線を放つバイソンスパーク[28]、ロッドを赤く光らせて、波動ビームを放つバイソンフラッシュ[28]。
- 『海賊戦隊ゴーカイジャー』30話では、ブラックバイソンに豪快チェンジしたゴーカイピンクが使用した。
- サイカッター[出典 16]
- グリーンサイ専用のブーメラン[29]。2本1対で構成されていて、刃付き。近接戦闘ではカッター武器としても使用可能[29]。エネルギーを集中させて投げれば、複数の敵をみずから追尾して攻撃する。
- 『海賊戦隊ゴーカイジャー』30話では、グリーンサイに豪快チェンジしたゴーカイグリーンが使用した。
合体武器・技
- バイモーションバスター[出典 17][注釈 28]
- ライブマン全員で使用する大型必殺砲[36]。第2話から登場。
- ライブマンのヘルメットにデザインされた動物の目の部分が光り、ワイヤーフレーム状態でビームが投影されて結集・実体化[出典 18]。砲身部2箇所がピストン運動で前後に駆動した後、内部のジェネレーターで破壊エネルギーを生成・増幅[42][44]し、光線を発射する。第2話と第3話は白い光線を放っていたが、第4話と第5話では黄色い光線になり、第6話からは赤と青で描かれた波形のようなエネルギー光線に変化した。
- 3人で発射する場合、肩の辺りまで担ぎ上げて発射していたが、5人になってからはイエローとブルーの後ろにブラックとグリーンが入り、腰の辺りまで下ろした状態で構えて発射するようになった[注釈 29]。
- トリプルバズーカ[出典 19]
- ファルコンセイバーとライオンバズーカとドルフィンアローを合体させた必殺砲[36]。第22話から登場。
- 強力なエネルギー弾を発射する[42][36]。バズーカと冠しているが必殺武器ではなくバイモーションバスターへの繋ぎとして用いられた。
- スパークアタック[35][36]
- 体を光のエネルギーで包み、光弾となって敵に突進する[47][36]。主に変身直後に使用する[36]。全員で一斉に使用することもあり、ハッカーヅノーに使った[ep 19]。技名を呼称したのは1回のみ[ep 19][注釈 30]。
- 分身の術[36]
- ファルコンの背中にライオンとドルフィンが重なり、ファルコンの肩を踏み台にして敵に二人が突撃する戦法[36]。
その他の装備
- ラグビーボール爆弾[29]
- グラントータスの総エネルギーの3分の1を凝縮して開発した爆弾。第36話で純一が使用し、ヨロイヅノーの角に当てた。
- 防弾チョッキ
- 第38話に登場。勇介が1人で開発を進めていた防弾チョッキ。ライブマンのスーツをも傷つけるマシーンマゼンダの砲撃に対抗するために、勇介から実験のコード番号(YA12)を教えられた4人が使用、マゼンダの猛烈な砲撃を防ぎ切った。
- コロンの分析装置[49]
- コロンが解析した様々な戦術情報を視覚化する装置で、頭部の右側に装着されたシニヨンを思わせる形状のパーツ。頭部から取り外した後コンパクト状に開いて使用する。ケンヅノーに負けた勇介にその敗因を指摘するために使用したこともあり、この時は敗因として、ケンヅノーよりも勇介の一撃の方が全て0.1秒遅いことを指摘した[ep 17]。しかし、コロンにとってかなり「都合のいい」映像処理も可能なようである。
メカニック
- グラントータス
- ライブマンが暮らしている海亀型[38]の巨大海底移動要塞基地。星博士が3人のために密かに建造し、アカデミア島・希望岬の沖合1マイルの海底に潜航させていた[21]。第2話から登場。
- 内部には多数のモニターが備わっている司令室をはじめ、寝室や医務室などの居住スペースや機関部、開発室や実験室、各メカの格納庫がある。人の出入りが出来る唯一の出入り口は海中のハッチのみで[21]、アクセス方法はスキューバダイビングのみである。そのため敵の侵入は容易ではないが、ボンバーヅノーの侵入を許してしまったことがあった[ep 8]。マシンバッファローの発進時は、トータス自身の4本の脚を伸ばして海中から浮上し、甲羅状のドームが展開して発進カタパルトが現れる。
- モトマシーン
- 初期メンバー3人が変身後に使用する戦闘バイク[32]。第3話から登場。
- 機体毎にパーソナルカラーが施されており、ファルコン用のモトファルコン、ライオン用のモトライオン、ドルフィン用のモトドルフィンの3機が存在し、フロントカウルもそれぞれの動物をあしらった形になっている。
- それぞれフロントカウルの中に、ファルコンビーム、ライオンカノオン、ドルフィンミサイル[50]を装備しているが、作中ではいずれも未使用[51]。ヘッドライトもフロントカウル内部に設置されており、使用時にはカウルが展開する。
- 最高速度は時速310キロメートル[出典 20]。ジャンプ力は20メートル[51][53]。
- 前年の『仮面ライダーBLACK』で発売された「プラデラ バトルホッパー」のヒットを受け、本作品でも可動フィギュアとバイクがセットになったプラデラが発売され、以後シリーズの定番商品となっている[13]。
- ライブクーガー
- 黒と赤の特殊ランドクルーザー。卓二のもう1人の弟の武志が兄の形見として持っていた設計図から勇介が武志の協力の許に開発した車をライブマンとコロンが戦闘用に改造した。部品は設計者が同じであるバイソンライナーと互換性がある。名前の通りボンネットはピューマを模している。第5話から登場。
- 装備は上部のクーガーバルカン[出典 21]と捕獲ネット。
- 基本的には、イエローライオンが運転を行い、ブルードルフィンは助手席に座り、レッドファルコンは荷台からクーガーバルカンを操作する。ブラックバイソンとグリーンサイが加入してからは、彼らの専用マシンになった[53]。ライブマン以外では、コロンも操縦して戦闘支援も行う。
- 最高速度は時速420キロメートル[出典 22]。
- マシンバッファロー
- 飛行機能を持つ白い母艦。大型輸送母艦としてはシリーズ最後[注釈 31]の機体[54]。
- 基本的には、コロンの手で遠隔操作されるが、コックピットに乗り込んで操縦することも出来る[注釈 32]。物語前半は登場機会が多かったが、ロボ状態で呼ばれることもあるため、登場しない回もあり、後半は出番が少なくなった。
- 艦体上部にジェットファルコン、艦体下部にランドライオン、アクアドルフィンを格納・運搬する。武器は左舷のバッファローミサイル[40][51][注釈 33]。
- ジェットファルコン
- レッドファルコン専用の赤い巨大マシンでハヤブサを模した特殊戦闘機[47]。パイロットである勇介自身が設計。第2話から登場。
- 武器はファルコンビーム[出典 23][注釈 34]と機体下部から展開するファルコンクロー[51][53]。
- ライブロボの頭部・背部・腰部・大腿部を形成し、前輪はライブシールドになる[55]。
- ランドライオン
- イエローライオン専用の黄色の巨大マシンでライオンを模した四足歩行メカ。パイロットである丈自身が設計。第1話から登場。
- 武器は背中の2連装大型砲ライオンカノン[出典 21]。ジャンプ技のライオンジャンプ[53]や、噛み付きからの投げ技も行い、地中も走行できる。咆哮を上げることもある。
- ライブロボの胸部・両腕を形成し、ライオンカノンはダブルカノンになる[55]。
- DX玩具での名称は「ランドマシン」[56][54]。
- 劇中における走行シーンは本物のライオンのそれを忠実に再現したものとなっているが、このシーンに用いられたミニチュアは関節全てをラジコンで操作するという画期的なものであり、またミニチュア製作にあたってはアニメ『未来ロボ ダルタニアス』に登場するライオン型ロボット「ベラリオス」の設定資料が参考にされている[6]。
- アクアドルフィン
- ブルードルフィン専用の青い巨大マシンでイルカを模した水陸両用双胴潜水艦。飛行も可能。パイロットであるめぐみ自身が設計。第2話から登場。
- 武器はドルフィンミサイル[出典 21]。
- ライブロボの脚部(膝から下)を形成[55]。
- バイソンライナー
- ブラックバイソン専用の黒い巨大マシンで猛牛を模した大型トレーラー。卓二の遺した設計案を元に造られた。第28話でライブロボが破れたピンチに初登場。正式にライブマンに合流した31話からの5人で運用する際はレッドファルコンとイエローライオンが後部に同乗するようになる。
- 武器は頭部左右の角から放たれるバイソンビーム[出典 24]と体当たり[32]。
- ライブボクサーの上半身と左足首になる。
- サイファイヤー
- グリーンサイ専用の緑の巨大マシンでサイを模した大型トレーラー。麻理の遺した設計案を元に造られた。第29話から登場し、正式にライブマンに合流した31話からの5人で運用する際は、ブルードルフィンも同乗するようになる。
- 武器はコンテナ上部に装備されたファイヤーミサイル[出典 24]と体当たり[32]。地中走行も可能。
- ライブボクサーの脚と右足首になる。
- スペック
名称 全長 重量 スピード マシンバッファロー 79 m[出典 20] 860 t[出典 20] マッハ3[出典 21] ジェットファルコン 39.1 m[出典 20] 93.5 t[出典 20] マッハ10[出典 25] ランドライオン 27.8 m[出典 20] 116.2 t[出典 20] 900 km/h[出典 25] アクアドルフィン 42.1 m[51][53] 287.3 t[51][53] 110 kt[出典 26] バイソンライナー 42 m[出典 20] 235.3 t[出典 20] 800 km/h[出典 20] サイファイヤー 38.3 m[出典 20] 220.7 t[出典 20] 750 km/h[出典 20]
巨大ロボ
- ライブロボ
- 第2話から登場。ジェットファルコン・ランドライオン・アクアドルフィンが「合体ライブディメンション」のコードで合体する巨大ロボ。合体機構は星博士が3人に内緒で各メカに組み込んでいた。初合体の際にはコロンから託された合体システムが記録された起動フロッピーディスク[31][注釈 35]をマシンに組み込んだ。
- 翼を展開することで空も飛べるが、短距離なら翼を展開せずとも飛行可能。
- 武器・技は胸部から放射したエネルギーが実体化することで出現する超獣剣[出典 27]、ジェットファルコンの前輪が変形した盾のライブシールド[出典 28]、両肩に装備された2丁のビーム銃ダブルカノン[出典 29]、胸部のライオンの頭部から放つ破壊光線ライブロボビーム[出典 30]、敵の懐に飛び込んで放つライブロボパンチ、ランドライオンの尻尾部分が変形した鞭[54](劇中未使用)。敵の武器を奪っての戦いも得意としている。
- 必殺技は、中盤までは青色のエネルギーを漲らせた剣で敵の横を走り抜けざまに水平斬りするスーパーライブクラッシュ[出典 31][注釈 36][注釈 37]。ギガボルト戦後の第32話以降は、出力が120%強化されて黄色の光を帯びて赤熱化した刀身の超獣剣でX字に斬りつけるストロングクラッシュダウン[51][55]に強化された。
- 第32話以降は、ブラックバイソンとグリーンサイも加えた5人で乗り込むようになる。第30話では鉄也と純一が勇介たちに無断で操縦し、ギガボルトと交戦。第48話ではライブマンの代わりにコロンが操縦し[注釈 38]、等身大の恐獣ヅノーにライブロボビームを放っている。
- ライブボクサー
- 第29話から登場。バイソンライナーとサイファイヤーが「合体ボクサーディメンション」のコードで合体する巨大ロボ。星博士の依頼でドロテ博士ら国連のチームによって制作された。ボクサーのようにパンチを得意とすることから命名された[31]。
- ブラックバイソンのボクシング技術を生かしたパンチ攻撃を行う。
- 通常技はライブパンチの別名を持つ連続パンチのピストンパンチ。
- 必殺技は全エネルギーで赤熱化させた両拳[60]にエネルギーを込めて突進し殴り飛ばすミラクルビッグブロー[出典 33]。
- 初合体時はバイソンライナーのA1回路が破損していたことから、コロンがA1回路の代わりを務め、ギガボルトに苦戦しながらもライブロボの救出に成功した。第31話以降は5人全員で乗り込み、レッドファルコンがメインパイロットを担当するようになるがブラックバイソンとグリーンサイの2人で操縦することもある。
- 玩具ではファイヤーミサイルを手に持てたが劇中では飛び道具を使用することはなかった。
- スーパーライブロボ
- 第30話から登場。ライブロボとライブボクサーが「合体スーパーライブディメンション」のコードで合体する超巨大ロボ[注釈 39]。ライブロボの両腕と右肩にサイファイヤーが、両足下部、左肩と腰から頭にバイソンライナーが合体する。飛行も可能[ep 20]。科学アカデミア跡地下のスーパーコンピューターに隠されていた合体システムを三次元解析して発見したことで合体可能になった[注釈 40]。第48話では、ヅノーベースに乗り込んだレッドファルコンの代わりに、コロンがレッドの席に乗り込み操縦した。
- 手持ち武器は使用しないが、高度なアイセンサーに加え、スパークアタックのように全身を発光させての体当たり[31]も繰り出す。
- 必殺技は両肩で発生させたエネルギーを胸部に集中し、ライオンの口から放つ必殺光弾スーパービッグバースト[出典 33][注釈 41]。撃破後はライオンが雄叫びを上げる。
- 最強形態ではあるが、登場後もライブロボやライブボクサー単体で戦うこともあったため、毎回登場というわけではなく、登場回数は10回程度とそれほど多いわけではない。
- スペック
名称 全高 重量 スピード 出力 ライブロボ 51.4 m[出典 29] 497 t[出典 33] マッハ1.5[出典 34] 1,900万馬力[55] ライブボクサー 46.7 m[出典 33] 456 t[出典 33] 1,300万馬力[55] スーパーライブロボ 60.1 m[出典 33] 953 t[出典 33] 5,200万馬力[51][55]
注釈
- ^ 書籍『スーパー戦隊 Official Mook 20世紀 1988 超獣戦隊ライブマン』では、シリーズが再開して10周年と表現している[7]。
- ^ 1988年ソウルオリンピックの開催年であったことから、オリンピックシンボルと同じ配色にしたのではないかとの指摘もあるが、東映プロデューサーの鈴木武幸はこれを否定している[8]。
- ^ 当時バンダイ社員であった野中剛は、前年の『仮面ライダーBLACK』に登場するバッタを模したバイク・バトルホッパーの玩具が好評であったことも、要因の1つに挙げている[13]。
- ^ メインライターの曽田博久は、単純明快なものの方が良いがそうした方向へいかざるを得ず、無理やりテーマをひねり出していたと述べている[19]。
- ^ 5人がそろったシーンでも、戦隊名の名乗りすらない回もある。
- ^ 演ずる森恵も熊本県出身である。
- ^ 第8話では「はやぶさ」を披露[ep 6]。
- ^ その際、目的である兄の無念を晴らそうとしたことを勇介たちに迷惑かけたことを述べ反省した。
- ^ その後、コロンを傷付けたのと、グラントータスを危険な目に遭わせたことに自責の念を感じた。
- ^ 合流後、自分がしっかりしていれば、姉の無念を張らすことが出来たと述べて、自責の念を感じた。
- ^ 書籍『全怪獣怪人 上巻』では、「グラントータスの船長」と記載している[30]。
- ^ そのため、記憶を失っている敵のダミーマンから求婚されたこともあった。
- ^ バイソンライナーのAI回路やラグビーボール爆弾を届けたり、危機に陥ったライブマンを助けるため。
- ^ 首元に電波受信装置が内蔵されており、42話で鉄也が謎の電波(ギガブレインウェーブ)で操られていることを突き止めた。
- ^ 博士にとっても、この日のことは痛恨の出来事だったと3人に語っている。
- ^ 助けられた妊婦はその後無事に出産。3人と再会し博士の死を伝えた。
- ^ 玩具では、右手用をライトブレス、左手用をレフトブレスとしている。
- ^ 第30話で鉄也と純一にブレスを渡す際、勇介が手首を握ると同時にブレスが転送されて装着された。
- ^ メンバー単独で変身する際は、変身後のコードネームをかけ声としている。
- ^ 第9話前半の変身シーンでは、勇介自身の姿に直接ワイヤーフレームが描かれた。
- ^ 『海賊戦隊ゴーカイジャー』にてメンバーがブラックバイソンやグリーンサイに豪快チェンジした際には、専用のワイヤーフレームが用意されている。
- ^ 余剰のミサイルはライトブレスのベルトにつけられるようになっている。
- ^ 初期メンバー分は3枚まとめて右腕用ブレスに収納することが出来る。
- ^ チェンジソードやプリズムシューターのように、剣と盾に分かれるのではなく、グリップ部分に盾のついた形の剣になる。
- ^ 23話でケンヅノーにファルコンソードを折られたレッドファルコンが、ベルトのバックルからファルコンセイバーを取り出すシーンがある。
- ^ 資料によっては、名称をファルコンブレーク[44][25]と表記している。
- ^ 書籍によっては、名称をファルコンセーバーと表記している[44]。
- ^ 書籍『スーパー戦隊大全集』では、名称をバイモーション・バスターと表記している[40]。
- ^ ただし、銃身部のピストン運動とエネルギーの流動シーンは3人発射のシーンが使われている。
- ^ 書籍『スーパー戦隊画報』では、第45話使用時のみをスパークアタックと紹介しており、光球になる能力を応用したものとしている[35]。
- ^ マシンを載せて運ぶ大型メカはその後のシリーズでも登場しているが、変形や合体などをしているため、複数の機体を輸送するためだけの純粋な「母艦」と呼ばれる大型メカは、マシンバッファローが最後である。
- ^ 10話では、メイロヅノーを空から探索するために、コロンがコックピットに乗り込み操縦した。
- ^ 名称は劇中未呼称[51]。
- ^ 書籍『スーパー戦隊大全集』では、名称をファルコンレーザーと記述している[40]。
- ^ 作中では8センチCDだが、「フロッピーディスク」と呼称された。
- ^ 資料によっては、名称を超獣剣スーパーライブクラッシュ[出典 32]と表記している。
- ^ 「超獣剣を構えて突っ込みすれ違い様に斬る」「突っ込みつつ超獣剣を振り上げて縦に斬る」などの4パターンがある。第6話からは、新たなバンクも加わった。
- ^ 勇介はヅノーベースに潜入しており、丈たちはギガブレインウェーブで洗脳されていた。
- ^ 初合体のときは、ブラックバイソンが合体コードを呼称しており、それ以降はレッドファルコンが合体コードを呼称している。
- ^ この合体システムを見つけたことで、「5人の力を合わせられる」と確信した勇介が、鉄也と純一を新たな仲間として迎え入れ、ツインブレスを二人に渡した。
- ^ 技名の呼称はレッドが行うが、彼が不在の際はイエローたちが呼称。第33話では5人全員で呼称している。
- ^ 初登場の30話では、右肩パーツが途中で外れて落ちていく瞬間も確認できる他、最終話や他の回でもこのシーンが使われている。
- ^ これをボルトに入った時にヅノーベース内で迷っていた豪に見られている。豪の生存を知って、ガッシュ以外の幹部を総動員させて抹殺しようとしていたのはこのため。
- ^ あえて内面的にそれを望んだのかもしれないということが、めぐみとの会話でもうかがえる。
- ^ 第37話での改造実験中の事故により精神と記憶が16歳のころに退行した際も、自分の頭脳は全人類にとっての宝である、自分に優しくしてくれる女の子はみんな言い寄ってきているなどと発言していた。
- ^ ケンプの血から作られたゴアヅノーが、ケンプと同じ特殊な血を持つ保母・舟地マイの血を吸った直後、彼女に従うようになってしまった。
- ^ 書籍『全怪獣怪人 上巻』では、名称をマシーン・マゼンダと記載している[71]。
- ^ 書籍『スーパー戦隊 Official Mook 20世紀 1988 超獣戦隊ライブマン』では、獣人化途中の姿を獣人オブラーとしている[61]。
- ^ 人間の姿に戻れるケンプや人間の姿のまま改造したマゼンダを中途半端と評した。
- ^ 例:アシュラ「戦いはこれからが本番なのだ!」シュラー3人衆「なのだ!」
- ^ 頭脳獣以外の生物も生きたまま巨大化できることがオブラーによって実証されているが、その対象となった、恐竜ゴンは巨大化に耐えきれず、等身大に戻って死亡した[ep 31]。
- ^ ビアス自身が独力で設計する場合もある[32]。
- ^ 第2話でケンプが勇介に対して説明しているシーンがある。
- ^ 書籍によっては銃にもなる斧[75]、ロープや剣、マシンガンにもなる万能武器[32]と記載している。
- ^ 『全怪獣怪人 上巻』では、名称を飛行メカと記載している[76]。
- ^ その2年前の卓二と麻理の死も、やはり実験中の事故死として処理されている。
- ^ 作品外での描写ではあるものの、『ゴーカイジャー』に丈が客演した際に、再建されたアカデミアが登場している。
- ^ めぐみが星博士に、「2人が乗りたがってたから写真だけでも乗せてあげてほしい」と嘆願したことで実現した。
- ^ 卓二のスーツには鳥のイラストが、麻理のスーツには犬のイラストがそれぞれ胸に貼り付けられていた。
- ^ 第37話などではスーツアクターも一部担当[78][23]。
- ^ 第5、29、30話のオープニングクレジットでは「卓二」。
- ^ 第29、30話のオープニングクレジットでは「麻理」。
- ^ a b c d e f g オープニングクレジットでは役名未表記。
- ^ ノンクレジット。
- ^ 本番組の製作・本放送当時、「火星」は製作国である日本において著作権の保護期間中であった。
- ^ バラバラヅノー・ピエロヅノー・ベンキョウヅノー除く歴代頭脳獣。
- ^ 書籍によっては名称を亡霊頭脳獣と表記している[97]。
- ^ ソウルオリンピック中継のため、通常より30分繰り上げて17:30からの放送だったが、途中で昭和天皇容体急変の臨時ニュースが差し込まれたため、後日ローカル枠で再放送(関東地方では10月14日〈金〉17:25 - 17:50)が行われた。
- ^ 10月8日は放送休止。
- ^ 書籍によっては名称をドーハ星人ベブと表記している[98]。
- ^ 1988年12月31日は放送休止。本来1月7日に放送予定であったが、昭和天皇崩御のニュースのため1週順延。
- ^ 同年6月 - 7月は休止。
- ^ 映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』公開記念。
参照話数
- ^ 第14話。
- ^ 第16話。
- ^ 第35話。
- ^ 第34話。
- ^ 第27話。
- ^ 第8話。
- ^ 第9話。
- ^ a b 第42話。
- ^ 第31話。
- ^ a b 第13話。
- ^ 第29話。
- ^ a b 第2話。
- ^ a b c d 『ガオレンジャーVSスーパー戦隊』より。
- ^ a b c d 第1話。
- ^ 第5話。
- ^ a b 第30話。
- ^ a b 第23話。
- ^ 第39話。
- ^ a b c 第45話。
- ^ 第47話。
- ^ 第41話。
- ^ a b 第48話。
- ^ a b c d e f 第49話。
- ^ 第32話。
- ^ 第37話。
- ^ 第19話。
- ^ 第12話。
- ^ 第46話。
- ^ 第43話。
- ^ 第44話。
- ^ 第7話。
- ^ 第15話。
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固有名詞の分類
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